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映画 『シュガー』 [映画 さ行 *Movie]


*監督・脚本* ジョン・パーマー
*原案*     ブルース・ラ・ブルース
*出演*     ブッチ: ブレンダン・フェア
          クリフ: アンドレ・ノーブル
2004年 カナダ

*カンタンあらすじ*
母親と妹と暮らす少年クリフは、18歳の誕生日に男娼をしているブッチに出会い、
一瞬にして心を強く惹かれました。
ふたりはやがて行動を共にするようになります…。
男娼のブッチ役は海外ドラマ『ロズウェル・星の恋人たち』の人気俳優・ブレンダン・フェア。
予告編→http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD7627/index.html

渋谷シネ・ラ・セットへは初めて行きました。
40席しかない小さな映画館で、通常の映画館の座席の他に、スクリーンのすぐ前に、コーヒーテーブルと椅子が並べてあって、そこの空間だけは皆が集まってホームシアターを観ている感じです。

映画のチラシやポスターを見た印象で、男の子ふたりが出会って純粋に愛し合うストーリーだと期待して観に行ったのですが、…違いました(T^T)
私ってとにかく単純で思い込みが激しいんですよね、反省…。
とにかくドラッグをやるシーンが多くてイヤでしたし、又、男娼であるブッチの“お仕事”風景も気色悪くて、本当に一時は帰りたくなりました。
醜さの中にに美しさを見出すことはあるけれど、この場面は駄目だったです~(;^^)

クリフはブッチにほぼ一目ぼれ、というか最初は肉体的な欲求に駆られただけにも見えましたが、とにかくブッチを好き♪という感情を表す仕草が可愛らしくて、なんとか想いを成就させてあげたいと思わせる魅力がありました。

しかし、クリフの想いはなかなか届かず、遂にはブッチに辱められてしまうのです、しかも“お客様”の前で!
それを、「クリフは恥ずかしいけれど、少しは嬉しいのかしら?」 などど思った私はなんて浅ましい…クリフは傷ついてブッチから離れてしまいます。
余談ですがこの時のお客様が、私にはもう少し歳を取ったサッカー選手のアレッサンドロ・デルピエロに見えて仕方がありませんでした(笑)
変態な趣味のおじ様でしたが、ルックスはなかなか素敵だったと思います(^^)

ブッチは次第に精神に異常をきたすようになってゆきます、それはドラッグのやりすぎなのか、クリフが自分から離れてしまったことからなのか、私には良く分かりませんでした。

なかなかブッチとの溝は埋まらず、更には心を傷つけられてしまったクリフだけれど、この経験によってしたたかに生まれ変わる姿が小悪魔のようでとても美しかったです。
色々と見るに耐えかねるシーンも、このクリフの最後の生まれ変わった姿(あるいは潜在していた本来の姿!?)を観ただけで全てはチャラになった感じ、それほど私には鮮烈な印象が残りました。
まあ、ありがちな設定だと言えなくもないのですけれど(;^^)

劇中でのクリフは18歳の青年ということでしたが、実際に演じたアンドレ・ノーブルはこの時25歳だったということを後から知ってとても驚きました。

彼は不慮の事故で昨年亡くなったそうです。

ウェーブした柔らかそうな髪と大きな瞳がチャーミングな美青年…、バーン・ジョーンズやロセッティが描くような純粋とも邪悪とも思える不思議な美しい眼差しをもう観ることが出来ないなんて…本当に残念でなりません。

↓彼に捧げるイメージビデオが見られます。
http://www.sig-inc.co.jp/index2.html


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フルヤマ

> 彼は不慮の事故で昨年亡くなったそうです。

↑笑った・・、いや、笑うところじゃあないんでしょうけどね。。。

中高一貫"狂育"のJR総武線沿線に存在する私立の男子校で育った者(←号泣;;)からすると、どーーしてもこっち関係の映画には冷淡になってしまい、(だって・・知らないことって何にもないんだモン。。。)作品に対して頭が高くなる傾向は反省したいのですが・・、がっ、、まー上のお話聞いてるといかにも「消耗品」って感じだわね~~、死んじゃあイケマセン・・。

ゲイにも先天的、後天的に色々なタイプがあるから一概には言えないんだけど、だとしても、オトコの同性愛って、実は戦争の産物、って気がするんですよね・・戦争や、それに伴うシステム(教育)が生んだ歪の面が大きいんじゃないかなぁ。。。
by フルヤマ (2005-09-25 06:27) 

marsa

ミカエラさん、「Sugar」感想ありがとうございました。
でそ、排他的でしょう(笑)。実はこの映画、DVD持ってるんですが、殆ど早送りでした(笑)。ドラッグと売春、エイズとセックス・・・暗い暗い・・・。
で、最後は結局ブッチはドラッグとエイズが元で死んでしまうんですよね・・・。

私のお気に入りはシャワーシーンですね。
後ソファーに寝てるクリフとそれにもたれかかったブッチのキスシーンは好きだったかな・・・。

主人公役のアンドレ・ノーブルが亡くなっていたのは結構ショックでした。この映画を知った時は彼がもう既に他界した後だったんですが、この作品が遺作になったんですよね。
by marsa (2005-09-25 09:36) 

迷い人

 40席しかない小さな映画館......
そんな映画館があるなんて、素敵だわ。
マイナーな映画が上映されるんですね。
この映画の紹介、ありがとうございます。
marsaさま、早送りで観たなんて。
私、暗い映画好きなんですけど、悩みますわ。
by 迷い人 (2005-09-25 14:46) 

ミカエラ

フルヤマさん、こんばんは♪

ブログにもコメントありがとうございます。
まあ♪ 育ちが良くて頭脳明晰だけれど、イケナイこともよく知っている男の子って素敵~(色々妄想中)

映画のストーリーは、今考えると、ありがちな若者たちのお話しって感じですけど、私には彼らの考えやら感情が良く分からなくて、あれよあれよというまに終わってしまいました(;^^)

アンドレ君はどうやらトリカブトの花を食べてしまって亡くなったそうです。
「よかった(よくないけど(;。;)、ドラッグではないのね。」と思ったのですが、若者の無邪気さでトリカブトの毒が“クスリ”になるかも、なんてふざけて食べてしまったのかな、なんて思いました。

>>オトコの同性愛って、実は戦争の産物、って気がするんですよね・
↑それは戦場では男性だけの世界だからということかしら、私にはそれくらいしか思い浮かばないけれど…もっと深く知りたいような、知ったら怖くなりそうなので知りたくないような(;^^)
まあ、私は結局は美男子同士が仲良くしている姿を見れればいいだけのミーハーです(笑)
by ミカエラ (2005-09-27 01:38) 

ミカエラ

Marsaさん、こんばんは♪

この映画を観終えてからすぐに、marsaさんのところへお伺いしようと思っていたのですが、ブログを書いたら力尽きてしまいました(笑)
さすがはmarsaさん、既にDVDでご鑑賞済みでしたか!

>>で、最後は結局ブッチはドラッグとエイズが元で死んでしまうんですよね・・・。
↑エイズでもあったのですね、教えて下さってありがとうございます。
あのスキンヘッドのおじさん二人組みとも“関係”があったのかしら?
ブッチが可愛いクリフにすぐに手を出さなかったのは、やっぱり、クリフを大切にしたいと思ったからなのでしょうか、あ、そんなに清らかな心は持ち合わせてなかったですか(;^^)

>>私のお気に入りはシャワーシーンですね。
↑気を持たせに持たせて何事もないとは!…悶死寸前でした(笑)
私はやっぱり、最初のベッドでのシーンが好きです。
クリフがブッチの背中にキスするところがいじらしかったわ(^m^)

アンドレが亡くなったことを知らずに観てよかったです、もし知った上で観ていたら、感情的になりすぎてかなり辛かったと思いますので。

また後ほどmarsaさん宅にお邪魔しますね、他にもお話ししたいこともありますので(^v^)
by ミカエラ (2005-09-27 01:39) 

ミカエラ

迷い人さん、こんばんは♪

40席しかない小さな映画館、私も今回初めて知って驚きました。
予告編も全てマイナー映画で、ミーハーな私には縁遠い作品ばかりでした(笑)
でも、たまには知らなかった世界(大げさ?)を知るのも良いかなと思います。

ついでに映画館の近く、渋谷のBunkamuraで開催中の『ギュスターヴ・モロー展』にも行ってきました。
http://www.bunkamura.co.jp/museum/event/moreau/

暗い映画好き&アーティストな迷い人さんも、行かれてみてはいかがでしょう、新たな作品のインスピレーションが得られるかもしれないですよ~(^v^)
by ミカエラ (2005-09-27 01:40) 

marsa

ミカエラさん、私勘違いしてました・・・

>>で、最後は結局ブッチはドラッグとエイズが元で死んでしまうんですよね・・・。
>>>↑エイズでもあったのですね、教えて下さってありがとうございます。

全然忘れてました!(0□0)/ブッチは出血多量で死んじゃうんですね。がろとさんがやはり「Sugar」の上映にいかれたらしく、感想等書かれてたんですが、思い出しました(後半殆ど早送ってたので←まだイイワケするか!)。そうだった硝子で怪我してたよ~~。なんか棺に入ってた時には顔やらにできものが出来てたんでてっきりHIVに感染したものと勝手に記憶違いしてました(苦笑)
すんませんです。
by marsa (2005-09-27 02:35) 

フルヤマ@深夜に熱く語る(w

この映画、まだ見てないんだから、あんまり喋らん方が良いとは思うのですが・・(w

同性愛的なものって、今度映画化されるらしい『Brokeback Mountain』とか、『モーリス』とか、あーいうのは崇高なモノじゃないですか?晩年のバーンスタインがゲイに走った理由とか、テニスのアガシは男性マネージャーの方がとか、、色々訳もあるしレベルも高いですよ。槙原敬之は何故カミングアウトしないのか?とかの話になったらそれだけで長大な論文が書ける位、深ーーいテーマがありますよ(笑)。そういうのまで偏見で見始めたら、むしろ人間としてどーよって話しにもなりますが、大抵の、数にして90%位は、オンナの「代用品」、だと思うので・・「代用品」を余儀なくされる環境(教育)があるからそうなるんでは?と。 当然、代わりに過ぎないからお粗末なもので、どの位オソマツかと言うと、↑の映画(『シュガー』)が描いた通り、みたいな。。。

> それは戦場では男性だけの世界だからということかしら

日本の歴史でいうと、大体、応仁の乱辺りから江戸時代の初め位まで「衆道」というのが盛んだったのですよ・・簡単に言うと、武士の間の結束を高めるためにオトコ同士が契り合うワケです。戦国時代は特にすんごくて、「陽々相愛」と言ってオトコがオトコに恋する習慣がやたら蔓延る、武家社会では男女間の健全な恋愛習慣など全く発達しなかった・・何故か? 勿論、戦争するためデスっ!日本語で云う「忠義」という言葉には「恋」の感情が含まれているんです(その恋の対象は、当然、主君であり、兄弟であり、稚児であり・・・)。 だから、江戸時代、太平の世の中になると、特に寛政の改革以降は逆に衆道は廃れる、陰間茶屋は禁止、小姓の帯同もダメ、若衆の「前髪」も時代遅れ、男娼に現を抜かすなんぞはもってのほか、ということになる・・どーして? 戦争がありませんからっ! 戦闘要員としての武士なんて無用の長物に成り下がってますから、「武士道」自体が成り立たない、だから男色の習慣自体、流行らなくなったのです。

↑と言うことで、この辺りの歴史的な条件が、ホモ大量発生の起源になるかと・・日本の名門私立なんていうのはそれプラス、明治時代=軍隊ごっこのミニチュア版ですから、それにキリスト教が絡めば、あっという間に『寄宿舎』な世界が出来上がります・・ただ、配役があんなに整った顔じゃないというだけ(-.-;)y-~~~

ちなみに、ワタシは・・決して、カワイクは、なかったんですよね。。。
むしろ、カワイイ先輩、というのはいましたけどね(w なんか、一生懸命~先輩しなくちゃっ#とか思ってんの、こっちのが図体デカいのにわざわざ自転車乗っけてくれるんだけどヨロヨロしてる、そうなるの分かってて敢えてこっちも乗っかってるんだけど、部活の後だからその子の汗の匂いをモロ浴びるのです・・四月の甘酸っぱ~~い春風といっしょに(www

でもですねっ! 所詮、そんなのはたかが知れてますよ。 どんなにそこで濃密な世界が展開されたとしてもですね、たかだかモノクロームの世界で蠢いているだけ。 初めてD.R.C.リシュブールを口にした時のような・・何と言うか、お花畑に佇んでるような感じ? そういう極彩色な官能の世界では無いですね・・きっちり男女の間で恋愛やっていった方が・・・。

よく、迂闊に『源氏物語』に男色の解釈を持ち込むな!っていうじゃないですか? それはですね、あの世界はそんな野蛮なモノ(固定された主従関係)じゃあないですよっていうことなんです。 日本だと、やっぱり源平以前が良いですよ。 大らかだし、自由恋愛、洗練されてますよね・・。
by フルヤマ@深夜に熱く語る(w (2005-09-27 04:00) 

フルヤマ@深夜に熱く語る(w

ちなみに、その先輩とは、いろいろとありました・・色々と(w
まー、ぼちぼち書いてきます(^_^;
by フルヤマ@深夜に熱く語る(w (2005-09-27 04:15) 

ミカエラ

marsaさん、こんばんは(^^)

ブッチの死因を勘違いされていたのですね。
でも、彼はあちこちで商売していたし、ドラッグ中毒だったわけですから、そう想像するのもありえると思います。
私なんて、ただ、「何で自暴自棄になっちゃうわけ?」 とか、「どーして死んじゃうの?」 なんていうことが既に理解できないでいたので、死因まで考えていませんでした(笑)

がろとさんもこの映画の感想を書かれているのですか?
早速拝見してみます。

>>後半殆ど早送ってたので
↑ でも、最後にクリフが豹変するところはゆっくりご覧になったでしょう?(笑)
欲望が爆発した、という感じでもありましたが♪
by ミカエラ (2005-09-29 01:48) 

ミカエラ

フルヤマさん、こんばんは(^^)

非常に興味深いお話しを、深夜に熱く語って下さってありがとうございます(笑)
とても勉強になります。
日本の男色の歴史について、ざっと調べてみましたが、江戸時代には外国人も呆れるほど隆盛を極めていたのですね~。
そして名だたる武将たちが美少年をご寵愛とは、ローマ皇帝と同じなのですね。
“陰間茶屋”という言葉がとても気になって、そちらも重点的に調べてきました(笑)
これって常識なのかしら、私はこんな商売があったなんて知りませんでした。
戦争が無くなって、男性が楽しむための男色であるのに、今何故女性に人気があるのか分からないと仰っていた方がいました。
私も自分では何故なのか良く分からないのですが、とても魅力を感じるのです。
商売ということではなくて、主に恋愛の方ですが(;^^)
女性である自分には決して体験できないことだから、ということもあるかも知れません。

陰間も稚児も美しくあるために、化粧し、物腰はエレガントに、おっとりしている方が好まれる、ということを聞くと、フルヤマさんの仰る“オンナの代用品”というのに納得です。
歌舞伎と陰間の関係も驚きました。
まあ、男性だけの世界なので、少しはそのようなことを感じ取ってはいましたが。
歌舞伎はたまに観に行くので、今度観るときは淫靡な目線で観てしまいそうです(笑)

>>ちなみに、その先輩とは、いろいろとありました・・色々と(w
↑まあ♪ ちょっと素敵な告白(≧▽≦)
やはり、感性が豊かだとそうゆう経験されるのですね~。
とても素晴らしい、羨ましいです。
多分、私の周りには学生時代にそんな経験をした者はいないでしょう。
by ミカエラ (2005-09-29 01:49) 

フルヤマ@深夜の告白(w

【深夜に中坊時代の想い出を語りまくる中年男 Pt2.】(w

>>ちなみに、その先輩とは、いろいろとありました・・色々と(w
>↑まあ♪ ちょっと素敵な告白(≧▽≦)
>やはり、感性が豊かだとそうゆう経験されるのですね~。

何時だったかそのセンパイの家に遊びに行ったことがあって・・わざわざ電車に乗って1時間かけて行ったんですが、自分が漫画かなんかを読んでて、センパイがラジオ聞いて横になっていたら・・何と、彼、眠っちゃったんですよ。で、その寝顔♪とかじーーーーっと見つつも(w とりあえずラジオのスイッチを消したんです。それから一時間位してセンパイが目を覚まして、ラジオが消えてることに気づいたんですよ、ひょっとして消してくれたの?・・何か、エラク感激してるワケです・・その、あくまでこっちのただの親切を、真っ直ぐ受け止め萌え萌えに増幅して返してくる様が・・・眩しくて(wwwww どう対応して良いんだか分からない。フツーに、うん、そうだよ(→ありがとう~♪)のやり取りが出来ない、相手の萌え#を受け止められない、、コレって、やっぱり、恋? みたいな(w
あんまり「プラトニック」云々っていう概念は、信じていないんです、ワタシは・・と言って、アクセスしまくり(by藤井隆)みたいなことを言ってるんじゃあなくてですね、男の子の場合は、未熟過ぎて相手の気持ちを受け止めたりが出来ない、それが結果的に禁欲的に見えてるというだけのことですね。ことですね、と言うより、ことでした、自分は・・(笑)。
(そもそも宗教的な背景が西洋とは違うんだから、「プラトニック」って厳密には成立しませんし・・)。

でも↑の段階をある程度乗り越えると・・・今度はまたそれはそれで色々とありましたね、「アクセス」含め、・・もう書きませんけど(w 当時流行った「ラブコメ」とか、その頃の少女漫画とかに、やっぱり似てるんですよね、違いは男女でやってるか、オトコ同士でやってるかの違いだけ、やっぱり「代用品」なのか。。。

実は、最終的には、そのセンパイとは疎遠になっちゃったんですよ。中高一貫で同じ部活だったから常時顔合わせているんだけど、向こうが高校に上がってこっちが中3になった途端に、急に話さなくなった・・むしろ、気まずいと言うか、ハッキリと壁が出来ちゃった、一言も話し難い雰囲気が二人の間に生まれちゃった・・・どーしてあーなったんだか、ワカラナイんですよね~~まぁ分かってるんだけど・・特に喧嘩して別れたとかそういうんでは無かったんで。(勿論、今でも連絡一つ取れてません、取る気も無いんだけど・・あれからお互いどうなったんだか全く知らないから)。 それって、やっぱり、恋が終わった、ってやつですか? だとすると、またもや「代用品」説が有力か。

>多分、私の周りには学生時代にそんな経験をした者はいないでしょう。

自分の学校でもそうでしょうね。基本的には、一部の変人・奇人・粗暴系を除けば、私立中高生って、穏やかなモンですよ。何と言うか、オタクの揺り籠って感じです。そのままノンビリと仲良し倶楽部をやってくことも可能なんです、それなりに心地良いから。
心地良いんだけども、実は居心地の悪さを感じてたりして、その元となるのが恋だの愛だのってことじゃないですか? 色恋沙汰(恋愛)っていうのは、単に盲目的なだけじゃなく、何処かで知性と繋がってるような気がしてしょうがないんです・・。
by フルヤマ@深夜の告白(w (2005-09-29 04:18) 

フルヤマ

コレって『シュガー』スレ、でしたね。。。(;^_^A
スミマセン、反省してます・・・反省今したんで、これが最後(w 

いや、それで、『バッド・エデュケーション』とか、かつての恋人(少年)同士が再会してって話じゃないですか? そこがピンとこなかったんですよね、自分としては。多分、あのケースではお互い避けるハズなんだけど。
映画館での遊びとか、宿舎の中での事とか、それ自体はとてもよく分かりましたけど(w そこに行くまでのプロセスがすんごい手抜きなんです、あの映画は、もう実感を込めて! 衝動が性急なのはあの通りなんだけど、やっぱ色々ありますよ、当然ですよね。(まぁ、アルモドバルは子どもには興味が無いからあーなるんだけど・・)
あと、『寄宿舎』とか見ても、今イチなんですよ、綺麗過ぎちゃって・・まぁカトリック~って感じじゃないですか?神父も陰で写真なんか撮ってんじゃねーよ、んなことやってるヒマがあんなら何とか出来ただろうっていう・・むしろそっちの不満のが大きいんだけど。。。(´_`;
『月光の囁き』っていう日本映画があるんですけど、アレ観た時、かなり感覚的に、そうそう、コレだよコレというのがあったんですが・・。別に、あそこまで激しくはなかったし痛々しいものでもなかったけど、あのテンションの上がり方は身に覚えがあって・・(笑)、あーやってハマっていくんですよ、どっちかが「許せないっ!」って思ったら最後、どんどん深みにハマっていくのです。。。(以下省略、ということでw)
by フルヤマ (2005-09-29 05:05) 

ミカエラ

フルヤマさん、こんばんは♪
深夜に素敵なヒミツを告白して下さってありがとうございます(^m^)

>>コレって『シュガー』スレ、でしたね。。。(;^_^A
↑気になさらず、どうぞ好きなところにお書き込み下さいませ~。

フルヤマさんの告白、小説や映画では味わえない、なまなましさですわ(笑)
でも貴重な体験、大切な宝物ですね、本当に羨ましいです。
しかも中学生の時に!…私が中学の頃なんて、部活に明け暮れてました。
思い出すと、そういえば私もあの頃は友達(女の子同士です)とやたらいちゃいちゃしていたけれど、でもそれは絶対恋愛感情ではなかったですね~、女の子にはないのかしら。

>>最終的には、そのセンパイとは疎遠になっちゃったんですよ。
↑なるほど、それは恋していた証拠ですよね。
でもたとえ“代用品”だとしても、誰もが経験できるわけではないですし、素晴らしいことだと思います。
羨ましいです(←しつこい)

そんなに小さい頃から、エキセントリックな体験(←良い意味で)されて、甘酸っぱい記憶があるから、例えば映画でも少年少女の微妙~な関係のものを観たいと思われるのではないでしょうか。
私なんてそんな甘美な体験が無いので、フルヤマさんがご紹介して下さるまで、全く興味が無かった分野でした(笑)
なんだか人生損してる気分。

>>映画館での遊びとか、宿舎の中での事とか、それ自体はとてもよく分かりましたけど
↑ええ!? 男の子って…(;^^) 以下省略。(笑)

『寄宿舎』って、“悲しみの天使”ですか。
女の子には人気がありますよね、理想と現実は違うということなのね~。
あまりよく覚えてないのですが(;^^)、結末が衝撃的でした。
by ミカエラ (2005-09-30 21:41) 

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