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映画 『白と黒の恋人たち』 [映画 さ行 *Movie]

白と黒の恋人たち

白と黒の恋人たち

  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2003/07/04
  • メディア: DVD

*監督* フィリップ・ガレル
*脚本* フィリップ・ガレル、アルレット・ラングマン、マルク・ショロデンコ
*音楽* ジャン=クロード・ヴァニエ
*撮影監督* ラウル・クタール
*出演* フランソワ: メディ・ベラ・カセム
     リュシー: ジュリア・フォール
     シャス: ミシェル・シュボール
2001年 フランス
2001年ヴェネツィア国際映画祭 国際批評家連盟賞受賞

*カンタンあらすじ*
ある冬のパリの街角で、若き映画監督のフランソワと、女優志望のリュシーは出会い、
ふたりは恋に落ちました。
フランソワは新作を、リュシーをヒロインに撮ることを決めます。
資金調達に苦労していたフランソワでしたが、ようやく出資を取り付けることができました。
しかしその出資者のシャスは、出資を条件にフランソワにヘロインの運び屋を
依頼するのでした。
いっぽう、リュシーはヒロイン役の役作りに悩み始めます。

                          ****

映画『ドリーマーズ』に出演していた、ルイ・ガレルの父親が映画監督だということを知り、前々から気になっていた折、偶然この作品をみつけたので借りてみた…という動機で鑑賞したのは私だけでしょうか(笑)
邦題が内容に合っているかどうかは別として、タイトルに惹かれて借りてみたという人も多いようですね。

フィリップ・ガレル監督は“ゴダールからカラックスまで、世界中の映画監督から支持を得ている”のだそうで、私はその辺勉強不足でよく分かりませんが、とにかく期待されている方のようです。
また、この作品は、彼とヴェルヴェット・アンダーグラウンドの歌姫・ニコとの愛の日々を描いた私小説作品でもあるそうです。

主人公のフランソワは、ドラッグ作りを批判する映画を撮ろうとしますが、出資者であるシャスに、ヘロインの運び屋を頼まれてしまいます。

「ドラッグを描いた今までの映画をみると、まるで勧めているようにみえるし、反抗する極端な手段として描かれていて、はみ出し者の主人公たちが否定的とはいえヒーローにみえる。」

このフランソワの台詞にとても共感を覚えました、私も常日頃感じていたことなのです。
そのような映画を反面教師として観ることができれば良いけれど、多感な子供たちが好奇心を持つに違いないと危惧してしまうことがよくあります。
現に多感な子供ではない私でさえも、ちょっとヒロイックに、または自然に描かれているのをみると、それほどイケナイことではない…と錯覚をおこしてしまうときもあるのです(;^^)

結局フランソワもリュシーも、形は違うけれどドラッグに手を染めてしまうところがとてもシニカルな作品ですね。

最初に登場した出資者が「君の作品は、最高の材料とレシピがあるのに、料理が出てこない。」と例えていましたが、まさにこの映画全体が私には“未完”に感じました。
例えば…シャスが出資したのは単に脚本に感動したからだけだったとは思えず、何か他にも目的(運び屋以外で)があったみたいなのにハッキリしないし、あのラストシーンも、その後色々な事を想定しているうちに、突然打ち切られてしまった気分だし、また、音楽も何か続きがあるような旋律でした。
しかしそれは決して悪いことではなくて、満足してしまわないところが、鑑賞後自分なりに色々と考えることが出来てよかったのだと思います。


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フルヤマ

もう何十年も前の話になりますが、パリにいた時に、たまたま『内なる傷痕』を見たのがガレルの初体験でした・・広大な砂漠や雪原の中をニコとガレルが黙々と歩いている・・台詞らしい台詞はほとんど無く、二人はただ歩いている・・突然現れる白い馬や、水や火、裸の子どもといった、原初的で夢のような世界が60分間延々と繰り広げられているだけという強烈な実験映画でしたが・・その時パリで見た時は、本当に沁みたのです。感動、というのとも違うのですね(大体、何に「感動」したら良いのかワカラナイんで・・)。フランスにあくまで無名のアジア系異邦人として在留していた自分、その時抱いていた所在の無い不安感と映画が醸し出していた空気とが、見事に共鳴し合った、という感じだったのです・・。その作品は、数年前、日本でも公開されましたが、見た印象はまるで違っていました。あの時の感銘は何処へやら、むしろ作品の粗ばかりが目だって見えてしまった・・何でストーリーが無いんだとか憤ったりして・・そんなの分かりきってるだろうに。。。

このガレルや、ドワイヨン、ユスターシュにアッケルマン辺りは、唯一無二の映画作家と言うか、世界中ドコを探しても彼らと同じスタイルで撮っている映画監督など見当たらないというタイプ。決して典型的な「フランス映画」などでは無いのだけれども、敢えて言えば、フランス位にしかこんなスタイルで撮る人はいないだろうなという感じ。好きか嫌いかと言われれば、好きではあるけれども、そう積極的に毎日見たいとは思わない。見ていてとても痛ましい何かがあり、その痛々しさが自分の人生の節目節目に刻印のように立ち現れてはその度刻まれてしまう感じがどうにも耐え難い・・、と言うような作家たちであり、中でもガレルは、その極北じゃあないかと思います。

劇中の人物が薬物中毒に陥るのはガレルの映画では何時ものことで、かつての愛人であったニコとの共同生活を描いたと思しき『ギターはもう聞こえない』や『秘密の子ども』でも、ヘロインまみれになって壊れていく二人の姿が克明に描かれているし、自分が初遭遇した例のガレル作品(『内なる傷痕』)からして、西海岸系のドラッグの匂いがぷんぷんしていたし、数多ある彼の実験作品からしてその傾向が非常に強い。なので、ドラッグは、ガレルにとっては既に日常みたいなものだったんだろうなとも思います。

自分がいちばん好きなガレル作品は『自由、夜』という黒白の作品(ガレルは黒と白の世界がとても良く似合うのです・・)。実際には政敵同士である男女が、人目を避けるように夜の闇や薄暗い海辺の家で愛し合う姿を静かに描いた作品なのですが、他人には絶対に語らないであろう妄想交じりの恋愛観みたいなものが自分にあるとすれば、明らかにこの映画のせいではないかと・・(笑)。

自分の子どもが映画に主演するような年齢にもなり、改めてドラックについて考えてみたくなった・・というところでしょうか?作品の動機はあくまで個人的なモノのハズだから、ニコとの泥沼の体験とは別の角度から眺めてみたくなったんじゃないか?
それと、「最高の材料とレシピがあるのに、料理が出てこない」というのは、彼(ガレル)がプロデューサーからずっと言われ続けてきたことなのではないか?

そんなことを念頭に・・、機会があればこの作品(『白と黒の恋人たち』)、見てみたいと思います。 あくまで、こっそりと。。。
by フルヤマ (2005-12-04 03:50) 

ミカエラ

フルヤマさん、こんばんは(^^)

色々聞かせて下さってありがとうございます!
パリにもお住まいだったのですか、確かアメリカにも住んでいらしたのですよね。
いつも奥深くて興味深いお話をして下さるし、“他人には絶対に語らないであろう妄想交じりの恋愛観”も交えたフルヤマさんの自伝的映画が観てみたいですわ~(^m^)

>>フランスにあくまで無名のアジア系異邦人として在留していた自分、その時抱いていた所在の無い不安感と映画が醸し出していた空気とが、見事に共鳴し合った、という感じだったのです・・。
↑ まあ…パリの異邦人、モディリアーニみたいで素敵です♪ (←他人事(;^^))
心に沁みわたるって分かります、映画でも音楽でも、その時の心情によって印象が変わってくるものなのですね。
でも、辛かったり落ち込んでいたりしている時に励まされた映画ってとても意識しますが、自分の感情と共鳴しあったというのは、あまり分かっていないかもしれなくて、ただ、良かったとか、それこそ“感動した!”ことに多分なっているようです私の場合(;^^)
“ノートン祭り”とかで映画を観るのではなくて、今度は今の自分と共鳴し合える映画を探してみたいと思います(笑)

『白と黒の…』は最初から、例えばユトリロのパリの街角の絵を見ているような、痛々しくて、大げさに言えば絶望的なムード漂う映画でした。

息子のルイ・ガレルも翳りのある、メランコリックな、ハッキリ言って暗い(笑)個性的な役者さんで好きです。
日本では『ドリーマーズ』しか公開されていませんが、この前のパリ旅行に行った時、偶然テレビで『Ma Mere』という映画を観ることができました。
フランス語なのでよく分かりませんでしたが、イザベル・ユベールがレズビアンな母親役で、マザコン息子(ガレル)に猥褻な雑誌をわざと与えたり、自分の恋人(女性)をあてがって、息子が“経験”するのを影から見ていたりする妖しい映画でした。
更にガレル君、とても文章に出来ないような行為をなさったりして、体当たりの演技でした。
もう一度、字幕つきで観てみたいけれど、日本での上映は無理そうな気がします(;^^)
あらすじはこちら↓ 結末に触れています。
http://www.amourfou.at/subs/filme/mere/mere_e.htm
トレイラーが観られます↓
http://www.cinemovies.fr/fiche_multimedia.php?IDfilm=4268
by ミカエラ (2005-12-05 01:59) 

カポ

ミカエラさん、こんばんは♪
私がこの作品を観た動機は 予告編とポスターの雰囲気に惹かれたからです。
おまけに フランソワを演じた作家でありモデルでもあるメディ・ベラ・カセムの美しさに惹かれたから!!(笑)

ガレル作品は「内なる傷痕」と「夜風の匂い」とこの作品しか観ていないので 難しいことはよく分らないけれど 作風は嫌いではありません。
淡々とした中で結構残酷なところ・・、監督のクールでシャープな視線を感じながら観てしまいます。
この作品でもフランソワがようやく立ち直って歩き始めたところに またしても・・って感じですよね。
そのフランソワの前向きな気持ちをあざ笑うような結末も痛いし・・、その皮肉な展開が切なくて哀しいです。
ただ、こういう展開はフランス映画には多いけれどね・・(^^;)

「ドリーマーズ」も大好きな作品ですが ルイ・ガレルも強烈な印象が残っています。
マイケル・ピットががんばっていたけれど エヴァ・グリーンとルイのコンビの前では霞んで見えてしまった位です。(私だけかな?)
それにしてもユペールとの共演作品、かなり観たいです!!
ユペール、またしても怪演なんでしょうか、気になります(笑)

ちなみに この作品はBlogを始める以前に鑑賞した作品なのでTB出来なくてすみません~(^^;)
by カポ (2005-12-06 02:04) 

ミカエラ

カポさん、こんばんは♪

>>フランソワを演じた作家でありモデルでもあるメディ・ベラ・カセムの美しさに惹かれたから!!(笑)
↑ よかった! カポさんほどの方でも、ちょっとミーハーな理由で映画を観られる時があるのですね、ムフフ(^m^)
フランソワ(カセム)、物静かな中に情熱を秘めているような風で素敵でしたね、特に、街でリュシーをみそめた時の確信したような眼差しが知的で美しかったので、ビデオのパッケージでこの姿を見た時は、これは借りなければ!と思いましたわ(笑)

カポさんも『内なる傷痕』ご覧になったのですか、フルヤマさんのお話しから察するに、タルコフスキ~~みたいな映画なのでしょうか(;^^)
難解そうですが、何も考えずに楽しめばよいのでしょうね。

>>そのフランソワの前向きな気持ちをあざ笑うような結末も痛いし・・、その皮肉な展開が切なくて哀しいです。
↑ 本当にフランソワがお気の毒でしたね~、やっと資金調達できてあそこまで撮ったのに、あの後、果たして映画は完成できたのかしら? 

『ドリーマーズ』、実は私はアメリカ~ンなピット君が好みでしたが、今はガレルの方が気になります、とても個性的で素晴らしい役者さんなので、日本でももっと彼の映画が観たいですよね~。
ドリーマーズの三人衆はエンポリオ・アルマーニのモデルとして広告に出ていたのですがご存知でしょうか、とっても素敵だったので、雑誌の切抜きを大切にとっておいてあります(*^^*)

>>ユペール、またしても怪演なんでしょうか、気になります(笑)
↑ ガレルとともに、それはもう変態チックですなんですよ(笑)
ああ、結末を言いたい~、ガレルがああああ(←謎)
日本で観れるといいですね。

後ほど、カポさんの『白と黒の…』の感想も読ませていただきますね~♪
by ミカエラ (2005-12-06 22:27) 

フルヤマ

ミカエラさん、カポさん、こんばんは。
ちょこっとだけ書き残したことがあるので補足を・・(と言いつつ、長くなってしまいそうですが・・)。

> 『内なる傷痕』ご覧になったのですか、フルヤマさんのお話しから察するに、タルコフスキ~~みたいな映画なのでしょうか(;^^)

あそこまで完璧な(例えば『ノスタルジア』のような)美の世界、という訳ではなくて・・むしろ、陳腐ですよ、取って付けたような感じは否めない。でも、なぜそうなるの?っていう部分ですよね。同じように火だ~水だ~と出て来ても、タルコフキーの場合はカトリック的な世界観が背景に確固としてある訳だけど、ガレルって、どう見てもベルイマンの末裔だと思うのです。

タルコフスキーとベルイマンって、(よく作家性の強いミニ・シアター系?みたいな感じで一括りにされるけど)全然違うんですよ、両者は実は全く相容れない・・タルコフスキーは神を信じているけど、ベルイマンは、既に信じていませんから・・(どんなにヒトが神に問いかけたところで、神は何も応えてくれないではないか?という主題で延々と採り続けていた監督なので・・)。それは、女性の描き方とかにも如実に現れていて、タルコフスキーにとっての女性とは、全て聖母マリアなのです。それはそれは美しく、もーボッティチェルリかレオナルド・ダ・ヴィンチか?って感じに陰影を利かせて完璧に演出するんだけど、やってる女性側からすれば、いつまでアナタ好みの母親役を演ってなきゃなんないの?っていう不満はあったかも知れない。。。対して、ベルイマンの映画に出て来る女性の場合は、あくまでオンナそのものって感じに描かれているから、言ってみれば現代的なんです。この前、オゾンが撮った『8×2~』なんていうのは完全にベルイマンの『ある結婚の風景』に影響を受けてると思うし、ガレル映画に登場するNICOの存在自体、とてもベルイマン映画的な感じがする・・・

その上での原初的な風景の演出みたいなことをやってるんです。そこでは、既に、演出の稚拙さとかはあまり問われない・・つまり、文脈が全然違う。やっぱり、ベルイマン=ガレルの場合は、退廃的な方向にぐっと引き寄せられているような気がします。

ホントは、色々もーっちょっと書きたいところなんですが(特に『Ma Mere』関連とか)。。。 眠い。。。(笑)

後日、補足しますので、お付き合い頂ければ幸いです。
by フルヤマ (2005-12-07 01:58) 

ミカエラ

フルヤマさん、こんにちは(^^)

いつも素晴らしいお話をありがとうございます!
思わずPCの前で膝を正してしまいますわ(*。*)

まだ、話し足りない様子でいらっしゃるので、それをお聞きしてからレスさせて下さいませ。
…と言いつつ、教えていただくことばかりなのでレスになってないかも知れませんが(笑)

特に『Ma Mere』のお話しとか興味津々です。
もしかして、ご覧になられたとか!?
by ミカエラ (2005-12-07 17:29) 

フルヤマ

今日書かなくて何時書けましょう?・・という感じなので、手短にまとめます。
と言うか、もう朝じゃないですか~・・と言いますか、、本当はただの世間話みたいなものなんですが・・、

> イザベル・ユベールがレズビアンな母親役で、マザコン息子(ガレル)に猥褻な雑誌をわざと与えたり、自分の恋人(女性)をあてがって、息子が“経験”するのを影から見ていたりする妖しい映画~

↑昔、クロソウスキーを読んだ時にも似たようなのがありました・・あんまりよくは憶えていないけど、案外似たような話は他に結構あるかも知れない・・(←とか"断定"しちゃって良いんだろうか?^_^;)
『Ma Mere』とは直接の関係は無いけれど、向こうの人(特にフランスの人たち)は、誰が誰とどー付き合っていようがどーーでも良さ気と言いますか、基本的に自分の彼女(彼氏)に手を出されたとか妻を寝取られたとかダンナが夜逃げしたとか、そういう自分と直接関係のあること以外のことにはホントどーでも良い、、芸能人・アーティスト、スポーツ選手はもとより、別に官僚だろうが政治家だろうが、愛人の一人や二人はいて当たり前でしょ?みたいな雰囲気(前提)があります。メディアを通しても、自分が住んでた時に傍で見ていてもそのことは思いました、が・・、

何時だったか、サッカーはJリーグの、日本の某赤いチームの、これまた某人気サイトの掲示板(※"2"関係ではないところ・・)で、当時モンテディオ山形の監督をやっていた柱谷幸一氏が、当時NHK山形のキャスターだった古瀬絵理氏と交際をしているようだ→それが写真週刊誌に取り上げられた(=だから「不倫」報道だ)となった時のこと。
その時の掲示板全体が、大前提として「不倫はイケナイ」ことになっていて、その上で事実関係がどうだとか、柱谷さんのことを信じてます!とかいう論調が大半を占めていたこと・・(「信じています」って、サッカーの監督業以外に何を?って感じなんだけど・・)、挙句の果てには、「事実は確認されないが、世間を騒がしたので謹慎処分」(!)とかいうワケの分からない裁定が氏に下ったことに対して・・誰も意義を唱えない、さも当然のことのようにその処分を受け止めていたという事件がありました。
(ミカエラさんはサッカー好きだから憶えているかも知れませんが)。

あーいうのは心底、自分には分からなかったですねぇ・・モチロン、マザコン息子を弄るイザベル・ユペールの気持ちも今ひとつ分かりませんが(笑)、自分はサッカーを見たりするのは好きな方だけど、いわゆる「サポーター」とか、又はそういう人たちが集まっているサイトとかに、何となくなじめないものを感じるのは、特にそういうのを目の当たりにした時ですね。自分が応援しているチームや選手が活躍したからといったって所詮は他人の栄光なんだし、有名人の恋愛事情にムキになる位なら、自分で恋愛したら?(そっちの方が面白いから・・)っていうのはあると思います。

逆に、個人的にヒットしたのは、阪神の今岡選手がインタビューの中でぽろっと・・「結婚すると、どーでもいいことは本当にどーでも良くなる」と思わず言った言葉の方が、何か的を得ているというか(w 
まー少なくとも、そういう風に考えているダンナをもらった奥さんは幸せだろうな・・と思います。


全然、ガレルと関係ない・・↑こんなことが言いたかったのか?って感じなんですけど。。。(^_^; 
どういう訳だか、ふと思い出してしまったことを、付け加えさせてもらいました。
by フルヤマ (2005-12-10 07:08) 

ミカエラ

フルヤマさん、こんばんは(^^)

お忙しいのにコメントありがとうございます~。

『内なる傷痕』について、タルコフスキーみたいなのかしらと言いましたが、エルマンノ・オルミ監督の『木靴の樹』も思い起こしました。
少しはストーリーがありましたけれど、出演は皆、普通の農民で、ただ彼らの生活風景を淡々とおっている映画で、それを3時間続けるのですが、何故か飽きずに観ることができました。

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD11784/index.html

>>タルコフスキーは神を信じているけど、ベルイマンは、既に信じていませんから・・
↑ベルイマン監督のお父さんは牧師なのですね、そのせいか子供の頃は信仰心を持っていたのに、やがては神を否定するような三部作を撮ったとは興味深いです(@。@)
『不実の愛、かくも燃え』ならレンタル店にあって、単なる不倫の映画かと思ってましたが、彼の生涯を知ったらなんだか奥深く思えてきました、今度観てみようかしら(単純~)

>>昔、クロソウスキーを読んだ時にも似たようなのがありました・
↑ クロソウスキーの本があるのですか! …実は彼の絵を以前ご紹介いただいてから、とても気になるんですよ~、できれば画集とか欲しいです、しかしそれを買って家に置いておくのが恥ずかしい気がするのです(;^^)
でも本だったら大丈夫かも知れません。

>>自分が応援しているチームや選手が活躍したからといったって所詮は他人の栄光なんだし
↑実は私も同じ考えです、あ、でもお目当ての美男子プレイヤーがいれば別ですよ~♪(笑)
ゴシップも特に恋愛に関してはあまり関心がないんですよね~、まあ、好きな俳優さんとかだとお門違いですが嫉妬してしまうという理由もありますが(笑)
by ミカエラ (2005-12-11 01:01) 

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