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映画 『恋人たちの失われた革命』と“アクターズ・スタジオインタビュー” [映画 か行 *Movie]


*監督* フィリップ・ガレル
*脚本 台詞* フィリップ・ガレル、 アルフレッド・ラングマン、 マルク・ショロデンコ
*撮影* ウィリアム・ルプシャンスキー
*音楽* ジャン=クロード・ヴァニエ
*出演* ルイ・ガレルasフランソワ、 クロティルド・エスムasリリー 他
2005年 フランス

*あらすじ*
1968年、パリ5月革命。
20歳の詩人・フランソワは、徴兵の召喚を拒否し、
仲間と共に機動隊と衝突するなど闘争を繰り返します。
1969年、若者たちは共同生活を始め、夢や理念、そしてもはや革命についても語るだけとなり、
孤独や不安、憤りを抱えながら、パーティやドラッグに溺れるなど、自堕落な日々を送っていました。
そんな中、フランソワと彫刻家を目指す女性・リリーは出会い恋に落ち、
互いに理解を深め、その愛は永遠のものと信じるのでしたが、
やがて彼ら若者たちはそれぞれの道を模索し始めてゆきます…。
ヴェネツィア国際映画祭 銀獅子賞(監督賞)、オゼッラ賞(技術貢献賞)受賞作品。
                           ****
ルイ・ガレルの時に憂鬱で、時に力強く光る黒い瞳、
白い肌にかかる漆黒の巻き毛の美しさ!
白と黒のくっきりしたコントラストとこっくりと深い感触のルプシャンスキーのモノクローム映像は、
それを十分に際立たせていて素晴らしかったです。

モノクロームの世界、少ないセリフ、場景と表情とを淡々と映し出す…
そんな調子での3時間は、危うく集中力が途切れそうな瞬間もありましたけれど(;^^)、
まるで詩を読むのと同じように、言葉(セリフ)を読んで、合間の余韻を楽しみ、
文章(俳優の表情や仕草)から自分なりに思いをめぐらせる…
そんな感じで退屈さは無く、素敵な時間を過ごせました。

しかし、詩にありがちな、言葉がただ、たゆたうような、意味無きものあるいは不明瞭ではなくて、
しっかりとした物語性を持っていて、悩める若者たちの心境が伝わってきます。

また、私はガレル監督作品の“節度”のあるところも好きですね。
革命の夢ついえて行き場の無い情熱とか、挫折感、虚無感などが渦巻く共同生活で、
ドラックに溺れる自堕落な生活でありながらも、それほど破滅的にみえなくて、
そういうところがなんとなく共感を覚えてしまいます。

その点、どうしても比べてしまう、やはりパリの5月革命を軸に描かれた『ドリーマーズ』では、
私から見ると、なんとも突飛であるので現実味が湧かなかったりします。
ちなみにその『ドリーマーズ』、同じくルイ・ガレル主演ということで、
今回の作品でもそれを意識したかという問いに対して、監督いわく、
『ドリーマーズ』撮影以前に、もうこの作品の脚本は書かれていたとか。

“20歳のときの体験を、息子のルイが20歳となったまさにこの瞬間に撮っておきたかった”
というあたり、数々のガレル監督の自伝的作品の中でも、
とりわけ強くナルシシズム漂う作品となったのではないでしょうか。

社会の現状を変えたいという若者たちの情熱も、学生以外の一般市民、
大人たちとは温度差があったように私には見えましたが実際はどうだったのでしょうか。
警察に追われてフランソワが逃げ込もうとしたアパルトマンの住民からは冷たくあしらわれ、
また、闘争に加わった別の青年の母親は、その青年(息子)の革命への疑問の言葉に
背を向けるようで、その表情には明らかに諦めの色がみえていましたし。
若者たちも情熱が冷めて、大部分がいつかはそんな大人になっていくという暗示にも思えました。

“革命後夜”、共同生活を送っていたフランソワたちは、やがてそれぞれが自分の道を模索しはじめ、
ある者は新たな夢に向かって歩き出し、ある者はパリから追われるように異国へと向かいます。
果たしてフランソワは現実と向き合い新しい道へと進むのか、
それとも“ドリーマーズ”(夢想家)であり続けたのか…
それは、あなたの目でぜひ確かめてみて下さい(^^)

ところで、劇中、彼らが沈思する姿を延々眺めていましたら、
そういえば最近、もの思いに耽ることもない自分に気がついたのでした。
なんだか一日の一分一秒がもったいなくて(;^^)
たまには自分をじっくり振り返るのも大切ですよね。
ということで、突然ですが、いつもお世話になっておりますDirector’s Chairの豆酢さんが、
“アクターズ・スタジオ・インタビュー”に回答されていらっしゃいましたので、
私も頂いて回答することにしてみました(^^)v ↓


アクターズ・スタジオは、数々の名優を輩出してきた俳優・監督養成機関で、
その講師であるジェームズ・リプトン氏が司会を務め、
同スタジオの生徒たちの前で、毎回、世界的に活躍中の映画人にトークを
披露してもらうという番組が“アクターズ・スタジオ・インタビュー”です。
(NHK総合、BSなどで放送中)

私の大好きなヒュ~様(ヒュー・グランド)の回を録画してありましたので、
その回答も一緒に載せてみました♪

1、What is your favorite word? <お気に入りの言葉は?>
ヒュー: ファッジ (飴)
私: You make me feel brand new ! You make me happy ! (←他力本願!(;^^))
前者は、大好きなロバータ・フラッグの曲から♪

Set the Night to Music

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  • アーティスト: Roberta Flack
  • 出版社/メーカー: Atlantic
  • 発売日: 1991/09/17
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2、What is your least Favorite word? <嫌いな言葉は?>
ヒュー: ポーション (分け前)
私: “図々しい”と言われたり、思われたりするのはイヤです。
でも生きていくうえで、時には図々しさや図太さも必要ですよね。

3、What turns you on creatively, spiritually or emotionally?
<気持ちを高揚、いい気分にさせてくれるものは何ですか?>

ヒュー: 首だね。
私: 気分を高揚させるものなら…応援しているサッカーチームが逆転ゴールを決めた時。
   もう、自分が抑え切れません(;^^)
   性的に興味を持つ、夢中になるという意味なら…首だね。(ヒュ~さまと一緒♪)

4、What turn you off? <何があなたを、めげさせますか?>
ヒュー: 使ったティッシュを持っている人は好きじゃない。
私: 自分で決めた期限中に終わらせようと思った事柄を、片付けられなかった時、落ち込みます。
   嫌気がさすという意味なら、マナー、エチケットを守らない人を見かけた時。

5、What is your favorite course word?<お気に入りの悪態は?>
ヒュー: 僕はかなり口汚いから一つを選ぶのは難しいけど、組み合わせて言うね。
      映画撮影中のスタッフはよくこう言っている、
      “ク○、バ○、アホ、マ○ケ” 僕も台詞を忘れた時に言うよ。
私: Damn ! ののしりの言葉だそうです。
    大好きなヴィスコンティ監督の映画『The Damned(地獄に堕ちた勇者ども)』の
    題名なので♪

地獄に堕ちた勇者ども

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2006/11/03
  • メディア: DVD


6、What sound or noise do you love?<大好きな音は?(物音でも)>
ヒュー: ホテルの部屋の冷蔵庫(ミニバー)が開く音。
私: 馬のひづめの音、馬車が石畳を通る音。 前世は馭者(ぎょしゃ)か馬丁だったのかも(゜∀゜;)
   そんな素敵な音が堪能できるドラマがこちら↓

シャーロック・ホームズの冒険 完全版 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/12/21
  • メディア: DVD

7、What sound or noise do you hate?<大嫌いな音は?>
ヒュー: ミニバーが閉まる音。
私: ビクッとしてしまう、静寂の中で突如鳴る音。

8、What profession other than your own would you like to attempt?
<今の仕事以外でどんな仕事に就いてみたいですか?>
ヒュー: 体操選手には昔から興味がある。
私: 昔憧れたものなら、漫画家、イラストレーター、デザイナー。
   最近ではファッションフォトグラファ~♪(←ヨコシマ妄想全開)
   そんなクリエイティブなお仕事は勿論素敵ですけれど、
   先日、映画『冷静と情熱のあいだ』を観て、絵画の修復師というのも
とても光栄で尊い職業だなと思いました。

冷静と情熱のあいだ

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2005/03/02
  • メディア: DVD

9、What profession would you not like to attempt?
<じゃ、どんな仕事には就きたくないですか?>

ヒュー: 昔フラムの競技場で観客席の掃除をしてたけれど、二度としたくない。
(フラムとはプレミアリーグのチームですので、ライバルチームの競技場を
掃除したのが屈辱だったという意味でしょうか。
ちなみにヒュ~様はチェルシーの大ファンです。)
私: コンサート会場やサッカースタジアムで、観客席側を向いている警備員さん。
   ライブや試合をご覧になりたいでしょうに…といつもお気の毒に思います。

10、If Heaven exists,what would you like to hear God say
when you arrive at the Pearly Gates?
<もし天国が存在するとして、その門にたどり着いたとき神様に、何と言ってもらいたいですか?>

ヒュー: Fabulous ! Darling !
私: 「おかえりなさ~い、よく頑張ったね(^^) 
    ささ、カロリーやら健康を気にせずご馳走をたんとお食べ。」
   …この世でも誰かにそう言ってもらいたい(T▽T)


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kurohani

フィリップ・ガレルの新作観に行かれたのですね♪ルイ・ガレルが素敵そうだな〜と思っておりました。うん、これはある意味ガレルのナルシズムの極みなのかもしれませんね?
by kurohani (2007-01-26 22:56) 

megumi

この映画は、凄く観てみたいです。

若者の時の流れとともにうつりゆく、心の葛藤*

そして、悲しくも輝きを忘れない瞳、長く伸びた
反逆の黒髪>>
by megumi (2007-01-27 01:55) 

megumi

シャーロックホ−ムズも好いですよね。
by megumi (2007-01-27 01:57) 

ミカエラ

■kurohaniさん、こんにちは(^^)

ルイ・ガレル素敵ですよね~、ベルトリッチ監督の『ドリーマーズ』で、
魅入られて以来注目してます。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%BA-%E7%89%B9%E5%88%A5%E7%89%88-~R-18%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3~-%E3%82%AE%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%83%87%E3%82%A2/dp/B0007710SW/sr=1-4/qid=1169883232/ref=sr_1_4/503-6960755-7910359?ie=UTF8&s=dvd

お父様の若い頃によく似てるんですよね(^m^)
これからも、フランソワ・オゾン監督最新作も控えているそうで、
ますます知名度が上がるといいなと思います。

>>これはある意味ガレルのナルシズムの極みなのかもしれませんね?
↑ご賛同下さってどうもです♪
こんなにも美しく成長した“分身”に、自分の青春時代を投影させた、
素晴らしいポートレートという風に私には思えてなりません。
ご本人はそこまで思われてないようですけれどね(;^^)
by ミカエラ (2007-01-27 16:36) 

ミカエラ

■megumiさん、こんにちは(^^)

>>悲しくも輝きを忘れない瞳、長く伸びた
反逆の黒髪>>

↑ Wow ! Poetic ! 
ルイのための素敵なオマージュありがとうございます~ (←身内(;゜∀゜)?)
反逆の黒髪…と聞いて思わず、やはりパリの詩人であったランボーを思い出しました…
彼も革命運動に参加したり、“反逆の詩人”などと言われてますね。
…実はこの映画の中にもランボーという台詞がちょこっと出てきます。

シャーロック・ホームズもご覧になりましたか(^^)
あの神経質そうなジェレミー・ブレット様@ホームズが、たまに見せる
ユーモラスなところとかいいんですよね~(*´v`*)
あのオープニングテーマが好きでサントラ持ってます。(↓試聴できます)
http://www.amazon.co.jp/Sherlock-Holmes-Soundtrack-Patrick-Gowers/dp/B00003WGNM/ref=pd_sim_m_1/503-6960755-7910359
by ミカエラ (2007-01-27 16:37) 

トミュウ

こんばんは。TBありがとうございました。
少ないセリフや動きなどの意味をつかみ取ろうと、気合いを入れて見ていたような気がします。
ルイ・ガレル美しいですよねぇ〜。
他の作品もぜひチェックしてみようと思っています。
by トミュウ (2007-01-28 21:07) 

江戸うっどスキー

こんばんは。
この映画は、ミカエラさんが仰るとおり「詩」って言葉がぴったりかもですね(^^♪ 行間を読む楽しさがありました。頭と心をフル回転させて観てましたよ。

いつも映画は雰囲気で選び、なんの予備知識も持たずに観てしまうことが多く、殆ど運任せなのですが、今回のこの作品はある意味で当たりでした。ルイ・ガレルのお陰で...^^;
by 江戸うっどスキー (2007-01-28 23:20) 

ミカエラ

■トミュウさん、こんにちは♪
こちらこそ、コメントとTBいただきましてありがとうございます~。

>>少ないセリフや動きなどの意味をつかみ取ろうと、気合いを入れて見ていたような気がします。
↑そうですね^^、あれだけ、同じシーンを淡々と映し出されては、
そうせざるを得ないという感じでもありましたね(笑)

>>ルイ・ガレル美しいですよねぇ〜。
↑多くの皆さんが絶賛されてますよね、話題作がいくつか控えていて、
楽しみですね、日本での公開が待ち遠しいです。
数ヶ月前に公開された『ジュルジュ・バタイユ ママン』はご覧になりましたでしょうか。
近日DVDが発売ですので、楽しみなんですけれど、
ガレルのマザコン心理が少々変態チックです(;^^)
http://www.at-e.co.jp/maman/
by ミカエラ (2007-01-29 17:04) 

ミカエラ

■江戸うっどスキーさん、こんにちは♪
遊びに来て下さってありがとうございます~。

>>今回のこの作品はある意味で当たりでした。ルイ・ガレルのお陰で...^^;
↑ほんと、ガレルの美しさを見れただけでも儲けもの♪でしたね(^m^)
今作で初めて彼を見て、その美貌に驚かれた人も多いようでした。
私はいくつかフィリップ・ガレル監督の作品を観たことがあるのですが、
特別に熱心なファンというわけではなくて…今回はルイ・ガレル見たさという理由も
大部分をしめてました(笑)
またルイを主演に映画を撮ってくれるといいですネ。
by ミカエラ (2007-01-29 17:05) 

豆酢

引きこもってました(笑)。
当ブログにリンクしていただいてありがとうございます~ミカエラさん。

>気分を高揚させるものなら…応援しているサッカーチームが逆転ゴールを決めた時。
私もです~(^^ゞ 雄叫んでますわ!
>Damn !
「The Damned」ですもんね…。あの作品に出てくる人物、皆そうでした。
>馬のひづめの音、馬車が石畳を通る音。
先日ご紹介した「黒馬物語」、ミカエラさんなら共感してくださるかも…(笑)。

では、最後にミカエラさんに贈る言葉(笑)。
「よう頑張りんさった!ささ、カロリーやら健康を気にせずご馳走をたんとお食べんさい」
by 豆酢 (2007-01-29 22:53) 

ミカエラ

■豆酢さん、こんにちは(^^)
引きこもりからの脱却、おめでとうございます(笑)
そですわね~、毎日寒いので、おんもに出るのがどうしても
億劫になってしまいますわね~…あ、そっちの意味じゃなくて(゜∀゜;)?

>>先日ご紹介した「黒馬物語」、
↑ショーン・ビーン出演の映画ですよね(^^)
以前、ショーンの映画に凝っていた時に探したのですが、
レンタル店にないものですから、まだ見てないんですよ~(涙)
そういえば、豆酢さんの大ファンのヴィゴ・モーテセンも、
『オーシャン・オブ・ザ・ファイヤー』という馬映画(!?)がありますね。
でもこちらは砂漠を失踪するので、ひづめの音がイマイチなんだわ…。

>>「よう頑張りんさった!ささ、カロリーやら健康を気にせずご馳走をたんとお食べんさい」
↑おお~、豆酢の大御神さま~ありがとうございます~(平伏)
by ミカエラ (2007-01-31 15:03) 

SUKIPIO

こんにちは、ミカエラさん。
以前、コメントしました、同じ映画の事で申し訳ありません。

この作品で出演しましたルイ・ガレルは、ミカエラさんのブログで初めて知りましたが、父フィリップ・ガレル監督は、1983年には、父モーリス・ガレル主演の「自由、夜」で、カンヌ国際映画祭展望賞を受賞していますね。
また、2005年には、「恋人たちの失われた革命」撮りました作品では、息子ルイ・ガレルが、セザール賞有望若手男優賞を受賞しており、妻の女優のブリジット・シィを含めて、監督を中心に映画一家なのですね。

「キングス&クィーン」では、出演のモーリス・ガレルが、主人公ノラの父親役として、見事に作品の一つの意図を表現していました。
by SUKIPIO (2007-06-17 14:12) 

ミカエラ

■SUKIPIOさん、こんにちは♪
コメントありがとうございます、とても嬉しいです(^^)

>>フィリップ・ガレル監督は、1983年には、父モーリス・ガレル主演の「自由、夜」で、カンヌ国際映画祭展望賞を受賞していますね。
↑おお、そうでしたか(@。@)
フィリップ・ガレル監督はこの『恋人たちの…』での息子ルイの起用について、
「私の体験に基づいている、この作品を息子と共に作ろうと思った。」
と、ハッキリ言っているところがいいですね。
才能があるから起用しただけ、とか言い訳しないところが好きです(笑)
昔々の作品では監督の恋人であったニコさんを出演させたり、
やっぱり身内を撮ることが好きなんでしょうかね(笑)
この映画では、監督の妻のブリジットとルイ、そしてモーリス・ガレルを出演させて、
三人で食卓を囲むというシーンがあったのですよ~。
彼ら家族にしか分かりえないような話題で談笑していて、
それこそ私たちには入り込めない空間が出来上がっていました。
ルイ・ガレルは、若かりし日のフィリップ・ガレル監督にとても似ていますし、
また彼の憧れの人で、俳優になるきっかけとなったというジャン=ピエール・レオーにも、例えば押し黙って考え込んだりする姿などがよく似ていて、繊細で翳りのある素敵な俳優ですので、どうぞ注目してみて下さいませ☆
by ミカエラ (2007-06-18 16:53) 

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