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映画 『ニュー・ワールド』 [映画 な行 *Movie]

ニュー・ワールド コレクターズ・エディション

ニュー・ワールド コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2006/09/28
  • メディア: DVD

*監督* テレンス・マリック
*脚本* テレンス・マリック
*撮影* エマニュエル・ルベツキ
*音楽* ジェームズ・ホーナー
*出演* コリン・ファレル as ジョン・スミス
     クオリアンカ・キルヒャー as ポカホンタス
     クリスチャン・ベール as ロルフ
2005年 アメリカ

*あらすじ*
1607年、新天地を求めて出航した英国船がたどり着いたのは、
美しい自然と溶け合いながらネイティヴ・アメリカンが平和に暮らす、
アメリカ北部のヴァージニアでした。
英国人は上陸すると木を切り倒し、砦と家屋を建設。
ネイティヴとの和平の交渉のため、スミス大尉は彼らの住処を訪れますが、
捕らわれの身となり、そこで出会ったネイティヴの長の娘ポカホンタスと恋に落ちます。
国民の間ではポピュラーであるというアメリカ建国神話である、
ポカホンタスの伝説をテーマにしたもの。
                       ****

チラシやポスター、DVDのパッケージから、
そして何よりもコリリン主演のアメリカ映画ということで、
テンポの速いアドベンチャーテイストの映画なのだろうと思っていました。
「退屈であった」という声も聞こえてくるところから察するに、
そのように予想していたのは、きっと私だけではなかったのではないでしょうか。

でも、私はその予想に反していたところがとても良かったですよ~(^o^)v
冒頭からワーグナーの『ラインの黄金』、
そしてモーツァルトのピアノ協奏曲23番なんて流したりして、
ずいぶん詩的な感じに作ったのですね。
ワーグナーのそれは、いかにも謎に満ちた未開の土地へ心を馳せる、
わくわくした気分を、荘厳さをもって表していました。
また、大体が典雅で明るい曲調のモーツァルトのピアノ協奏曲集の中で、
この23番の第二楽章は、静かに哀愁を漂わせていて異色の作品といえると思います。
決して結ばれることの無いふたりの悲恋を、切々と謳いあげるにふさわしいものでした。

例えば、ピーボ・ブライソン&誰それ あたりのデュエットで、
声高らかに歌い上げるテーマソングとか、
それをアレンジしたBGMな~んていうのも、それはそれで感動したかも知れませんけれど、
クラシックを挿入して、格調高く、遥か遠い記憶をゆっくり辿っていく感覚に酔いしれました(*^^*)

↓ちなみにこちらは、そのピーボさんのヒット曲“A Whole New World” ♪
http://www.youtube.com/watch?v=BqGTb4ZFAS8


また、登場人物の独白のシーンとか、メタファーを頻繁に用いたところなど、
昔の詩劇のような文学的な香りもしますよね。
そしてマリック監督は、美しい情景をスクリーンに紡ぎだすことで定評があるそうで、
大自然を淡々と映し出してみせるところなど、噂にたがわぬ崇高な美しさです。
写真を撮ることが好きな方にはとてもオススメですね。


コリリン演じるスミス大尉は、やがてポカホンタスの元を離れて、
国の任務を帯びた航海に出ることになります。
愛し愛される女性を置いてゆくなんて酷い人…とも思えますが、
これでよかったのですよね。
勿論、民族間の問題で、ふたりが結ばれることが容易ではなかったこともありますし、
また、スミスは、彼の言うところの“天国”に、彼女を残しておきたかったのでしょう。
彼女を野生から、あるいはその土地から引き離してはいけないという、
侵しがたさを肌で感じたのかもしれません。


それに彼女は当時まだ14歳!
伝説でもスミスと出会った時は少女であったそうですから、
あまたの海への過酷な航海へと伴わせるわけにもいかないですし、
または、いつ戻るともわからない自分を待つようにとは、言えなかったのではないでしょうか。


スミスは旅立ち、しかも死んだと聞かされ失意に沈むポカホンタスの前に、
心優しい青年ロルフが現れます。
ポカホンタスが言う“大樹のような”大らかな人柄と穏やかさで、
手を伸ばせば必ずや包み込んでくれるでありましょうに、
ポカホンタスはなかなか完全に心を開いてロルフに寄り添おうとはしません。


ディズニーアニメの『ポカホンタス』の中で森の精霊が、
「頭で考えずに、心で考えなさい。」と諭す場面があるのですが、
まさにこの状況は、心に忠実になっていたからロルフの許へ走ることがなかったのですね。
スミスへの思慕が心に残っていたということなのでしょう。
頭で考えたのであれば、スミスはもう戻っては来ないのだからと、
早々にロルフの愛を受け入れていたかもしれないですね。

この映画はエンディングも殆ど音が無くて、じんわりと余韻の残る映画でした。
スミスとの燃えるような“恋”と、ロルフとの穏やかな“愛”の中で精一杯生きた
ひとりの女性の壮大な人生に思いを馳せるとともに、
いかにして英国人が“新天地”へと入植=侵略してきたのかという、
そのはじめの一歩を目撃したということで、静かな憤りと切なさがこみ上げてくるのでありました。


それにしても、コリリンったら眉毛もヒゲもとっても濃くて、非常にワイルドだったので、
キャプテン・スミスは原住民に「よそ者の白人!」なんて言われてましたけれど、
異質な感じなんてなくて、彼らに初めからすっかりなじんでましたよ(笑)
むしろコリリンのほうが野人にみえたわ♪ (←言いすぎ)


それでも素敵でした~、コリリン!
見たくれはあんなでしたけれど(酷)、機知に富む賢い人柄がにじみ出ているのですよね。
皆さん、ベイル@ロルフを絶賛で、自分なら彼を選ぶという方が多いようですね、
しかし私だったら絶対コリリン@スミス一筋で、一生操を守り通すわ~♪ (←無理)

とにかくこの映画でコリリンへの愛を再確認したのでした(^^)v
それにしては今頃、しかもDVDレンタルで済ませたのでありますが…(;^_^)

↓アニメの『ポカホンタス』も面白かったですよ~。
こちらは、お子ちゃま向けのためなのか、入植、開拓ということよりも、
強欲な英国人貴族が黄金を求めて未開の地へやってくるという、
悪をハッキリと強く打ち出したかっこうになっていました。
ジョン・スミスも金髪碧眼でいかにも“よそ者の白人”然としていてとてもハンサム♪
しかしメル・ギブソンが吹き替えというところにちょっとガッカリ…。
もう少し、若々しさもある声の方がキャラクター(イラスト)にあっていたのではないでしょうか。

ポカホンタス

ポカホンタス

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2004/07/09
  • メディア: DVD

↓ここからようやくロルフが出てきます。

ポカホンタス II イングランドへの旅立ち

ポカホンタス II イングランドへの旅立ち

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2004/07/09
  • メディア: DVD


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kurohani

コリリン様相変わらず濃いですね〜。ポカホンタス役の女優さんが素敵だなぁと思いました。機会があったら観てみます♪
by kurohani (2007-06-15 01:19) 

ダフネ

>決して結ばれることの無いふたりの悲恋を、切々と謳いあげるにふさわしいものでした。

確かに綺麗でしたけど、私は逆になんでオリジナルの曲を使わないのだろう・・・と思わないではなかったです。

>とにかくこの映画でコリリンへの愛を再確認したのでした

ぎぇ!(←ぎぇってなんだよ)本当ですか?ミカエラさん(^_^;)
私はこの映画で、やっぱり私にとってのコリンは『アレキサンダー』だったなぁと再認識しました・・・(ゴメン、コリン)いや、好きな俳優さんではあるのですけどね。
しかし『アレキサンダー』役は、もともとのコリンファンから言わせると、異色の役のようであまり好評ではないようですが・・・。

しかし彼もなかなかビッグヒットに恵まれませんねぇ。。。次も『アスク・ザ・ダスト』でしたっけ?ちょっと地味そうな映画ですね。
by ダフネ (2007-06-15 07:41) 

ミカエラ

■kurohaniさん、こんにちは♪

>>ポカホンタス役の女優さんが素敵だなぁと思いました
↑ナチュラルなところが素敵ですよね(*^^*)
ゴテゴテと着飾った英国婦人を見慣れたスミスが、
彼女に強く惹かれたという気持ちがわかります。
ポカちゃんの肖像画がこちら↓でいくつか観られますのでど~ぞ♪
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%AB%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B9
by ミカエラ (2007-06-15 21:16) 

ミカエラ

■ダフネさん、こんにちは♪

>>確かに綺麗でしたけど、私は逆になんでオリジナルの曲を使わないのだろう・・・と思わないではなかったです
↑そういえば、ダフネさん、もっと民族的な音楽を聴きたかったと仰ってましたよね。
それに同じメロディが何度もかかって、ややうっとうしかったですね(;^^)

>>私はこの映画で、やっぱり私にとってのコリンは『アレキサンダー』だったなぁと再認識しました・・・(ゴメン、コリン)いや、好きな俳優さんではあるのですけどね。
↑ オ~、ノ~、ダフネサ~ン (T。T)!
私はますます愛が深まりましたよ~、なぜかしら?(訊くのかい)
う~ん、上手く表現できないのですが、
才知に長けているのが瞳からにじみ出ているところとか、
野生的だけれど、洗練されたものを秘めていると感じさせるところとか、
あと、ポカホンタスに優し~く触れるところなんかもう最高でした(メロメロ~)
でもそういえば、『ダブリン上等!』での暴力的な彼を見た時は、
さすがに心が離れそうになりましたっけ(;^^)
とにかく今は、ヒュ~さま(グラント)を抜いて一番好きな男優さんかもです。
え? どっちもどっち?(笑)

>>次も『アスク・ザ・ダスト』でしたっけ?ちょっと地味そうな映画ですね。
↑そうですね~、トムクルさん製作ということで、
なんとか話題になってくれるといいですね(他力本願)
全然関係ないですが、ジャレッド・レトたんが暗殺犯役の映画はどうしたのでしょうかね~。
レトたんの姿観るのに勇気が要りそうですが(;^_^)
by ミカエラ (2007-06-15 21:17) 

フルヤマ

こんばんは・・、ミカエラさん、つ、ついに、テレンス・マリックに手を染めましたかぁ!(・・って、そーいう"目的"じゃないことは分りつつw)

かまわず続けますと、この監督名が出てくると、否が応でも『天国の日々』、となるんです。

『天国の日々』というと、あのリチャード・ギア!の初主演作になりますが、それはそれわっ、暗~い怨念背負った田舎の一青年役がハマリまくっててビックリなのです。 例えば『リプリー』のマット・デイモンもドン臭い青年役を一所~懸命やってましたけど、あんなモンじゃなくて、本当に田舎臭いw・・何だか昔~しの大映映画に出ていた中学生の頃の小林幸子(!)を突然発見してしまったような(←『ある殺し屋』だったと思う、確か・・え?聞いてない?)・・あ~やっぱりこのヒトはこーいうヒトなんだよなぁ~という妙な確信ていうんですか? ウィノア・ライダー辺りに「リチャード・ギアがセクシー?( ´,_ゝ`)プ」とか言われちゃうのも凄くよく分ってしまうという変な生々しさがあって、ワタシには忘れ難い作品なのですが(笑)。

↑その作品も、やはり「芸術」って感じなのですよね。まぁ「神と自然と人間の摂理」といった「文学」ですわね。良い作品ですよ。アルメンドロスのカメラが半端なくって、雄大な麦畑に立派な豪邸がポツンと聳え立ってるワイエス風なショットとか、イナゴの大群だとか、火事のシーンだとか、何かもう"綺麗"を絵に描いたよう・・、で、全体的に静かで、そこにエンニオ・モリコーネ♪のサンサーンスもどきが重なる、その辺りのセンスも実によろしいと。

しかし、そうするとこの映画は、本当に「アメリカ映画」なんですか? というのがあるんですが、それ以上に、フランス人とかイタリア人とかだったら、自然を美しく撮るのもええですけど、もーチョットお姉ちゃんを色っぽく撮りまへんか~?と、多分そうなるハズでw 少なくともドワイヨンならその作品の少女役(リンダ・マンズ)を存分に弄ったであろうし(´_`;

まぁ、非常にマジメな人ですよね。その真面目さが、ヨーロッパ的な格調を志向した「アメリカ人の映画」、という感じもしたのですが・・、

それより何より、未だ『ニュー・ワールド』観てないんですけどw 観てないのに何語ってる?・・と言いますか、コレを観るのか、うーむ、何故こんなに気が重いのだろう(イイ作品だ、というのは分っているのにぃ)という、、その辺なんですけどね、この監督さんの場合。。。 大方の人にとってはコリリンさんが観れりゃあそれでいいんだろうけどw
by フルヤマ (2007-06-16 02:14) 

ミカエラ

■フルヤマさん、こんにちは♪

>>つ、ついに、テレンス・マリックに手を染めましたかぁ!(・・って、そーいう"目的"じゃないことは分りつつw)
↑はい~、ついにマリック監督いってみましたぁ! 
…ええ、そーゆう目的でないですともw
だもんで、観てみてビックリしてしまいましたわ~、あまりにも哲学的なので(笑)

同じく映像の詩人と言われているタルコフスキーの映画を思い出したのですが、
私としてはあそこまでは難解ではなくて、映像、音楽、ストーリーが楽しめてよかったと思います。

『天国の日々』、“ワイエス風のショット”とは分かりやすいです!
なるほど、両者ともアメリカの田舎生まれのようですし、感性が一緒かも知れないですね。
と言いつつその映画は未見でありますが(;^^)、ストーリーからなんとなく想像できますよ~。
カラッとした寂寥感がある感じなのでしょうか。
『ニュー・ワールド』も、ほどほど感傷に浸れるといった具合の作品でした。
ということで、ハッキリしないからなのか、賛否両論が極端に分かれてますよね。

>>コレを観るのか、うーむ、何故こんなに気が重いのだろう(イイ作品だ、というのは分っているのにぃ)という、、
↑推測ですけれど、やっぱり俳優陣が引っかかるのでしょうか(;^^)
これもそうですし、有名な『シン・レッド・ライン』などもいかにもハリウッドで活躍中の俳優さんが出ているので、フルヤマさんのようにヨーロッパの格調高い映画をたくさんご覧になっている方にとっては俗っぽく感じてしまうのかなと思いました。

まったく関係ないお話で恐縮ですが、
ジャック・タチ監督のDVD-BOXをついに購入、今日届きましたv
フルヤマさんが絶賛されていたトラフィックが未収録なのが残念ですけれど、
この中では『ぼくの伯父さん』以外は未見ですのでとても楽しみです♪
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%81%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C-DVD-BOX-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%81/dp/B00013YQO2/ref=sr_1_15/503-6960755-7910359?ie=UTF8&s=dvd&qid=1182150010&sr=1-15
by ミカエラ (2007-06-18 16:52) 

フルヤマ

> 推測ですけれど、やっぱり俳優陣が引っかかるのでしょうか(;^^)

いやいや・・そういうのはむしろ一流どころを揃えていると言いますか、カメラも脚本も含め、キャストもスタッフもA-Okな人たちで、だけどもそれと映画自体の面白さはまた別なんで・・そこんとこ難しいですわね。

全然関係無い話だけど(←・・と言いつつ結局強引にこじつけそうなの見え見えですけどw)、野球場とかサッカースタジアムで食べるポップコーンが何故美味いのかっていうのがありまして・・アレを持ち帰って食べても、とてもじゃないけど味気ない。鹿島のもつ煮でもジェフの所のナン・カレー(←って今もやってます?)でも、屋外のあーいう独特の気分と雰囲気のなかで食べるから、うまいっ(`∀´)ノ彡
更に偶然だけど、ついさっきラジオつけていたら、ニッポン放送が20年以上も前にホームランを打った選手が塁上を回る時専用にかけていたホームラン・ジングルというのが流れていたけど、アレは素晴らしい。「素晴らしい」と言っても別に音楽的にどうってことではないんですけど、野球実況の中でアレが流れると本当にハマル!それが懐かしい、と言うのもあったけど、あの良さっていうのはチョット他には代え難い・・だから今でも鮮烈に憶えていたワケなのですよ。

なので、よくこの音楽には何とか波が計測されるからどーのこーの、やれ絶対音感がどーしたこーしたとか、一つの目安を作るための暇つぶし位にはなるんだろうけど、あんまり才能とか音楽の面白さみたいなものとは無縁ではないか・・、映画だって。。。(えー、どーせこじつけですよ、(∩゜д゜)アーアー聞こえないwww)
by フルヤマ (2007-06-19 00:46) 

ミカエラ

■フルヤマさん、こんにちは(^^)

>>だけどもそれと映画自体の面白さはまた別なんで・・そこんとこ難しいですわね。
↑内容とかテーマと、マリックスタイルが果たして合っているのだろうか…
とか、ご心配なんでしょうか。そういう方もいらしゃるかも知れないですね(;^^)

>>鹿島のもつ煮でもジェフの所のナン・カレー(←って今もやってます?)でも、屋外のあーいう独特の気分と雰囲気のなかで食べるから、うまいっ(`∀´)ノ彡
↑ムム、フルヤマさん、以前あまりサッカーに興味がないと仰っていたにもかかわらず、
色々と渡り歩いていらっしゃるんですね、この前は名古屋グランパスの話題もされてましたし。
東武ホテル特製の浦和のパルミジャーノカレーも美味しいですよ(゜∀゜)v
そうですね、屋外で食べると何故か美味しいですよね。
特に外人さんは太陽の下で飲んだり食べたりが好きですよね。
外国の都市でも勿論そうですけれど、例えば渋谷の文化村通りあたりの、
空気が汚いでありましょうに、カフェのテラスに座ってお茶しているのは大概が外人さんです(;^^)

>>よくこの音楽には何とか波が計測されるからどーのこーの、やれ絶対音感がどーしたこーしたとか、一つの目安を作るための暇つぶし位にはなるんだろうけど、あんまり才能とか音楽の面白さみたいなものとは無縁ではないか・・
↑おお~、フルヤマさんは理論家であると思っていたのでなんだか意外ですわ~。
私はモーツァルトを聴くとIQ値が上がると聞いて、
毎日必死に聴いてますが…効果はあまり期待できないですかね(笑)
by ミカエラ (2007-06-19 19:08) 

カポ

ミカエラさん、こんにちは。
先日は優しいお心遣いのコメントをありがとうございました。(*_ _)
相変わらず、用事が無ければボーっと過ごす日々・・(~_~; 
「気力」という言葉が私の体からスッポリと抜け落ちてしましったような腑抜け状態です。
でも・・、いつかね、そう いつかまた「気力」が数倍のパワーで私に降りてくると信じています。
その日まで しばし冬眠しますわ、なにの日は蒸し暑い・・( ̄Д ̄;;

ミカエラさん、ついにご覧になったのですね、こゆこゆ濃~~いコリリン♪(←この呼び方素敵!あっちのコリンコリン♪も素敵だけど)
この映画をコリリン♪大好き人間の次男と劇場に観に行ったのですが 私は大感動、次男は不満・・。
それはまさに ミカエラさんが↑で冒頭に書いていらっしゃるように ハリウッド製大冒険活劇を期待していた次男の落胆と 意外に静かな展開の中に圧倒的な映像美で心癒された私の喜びの違いだったようです。
次男は 殆ど寝ていましたから・・コラ!

テレンス・マリック監督とえいば「シン・レッド・ライン」を思い出します。
って、実は私・・、途中放棄なんで偉そうなことは言えないのですが 自然の美を色濃く残した映像に被せる壮大なクラシック音楽の熾烈な印象。
すごくゴージャスなんだけど そこに水の流れの音、虫の音、草の葉音、土の匂い・・などが感じ取れて 何だかとても癒されます。
ストーリーを二の次に、そんなところを楽しんだ作品でもありました。

それにしても濃いコリリン♪と一緒に居るとポカホンタスの女優さん、薄~く観えましたわ。
でもネイティブな香りとヨーロッパの香りがミックスされて ちょっと素敵な女性になる予感がしませんか?
それから ベイル@ロルフvsコリリン@スミスですが・・、私、ベイルは素敵な俳優さんだと思うんだけど 何故か萌えた事がありません(自爆)
それに比べると コリリンにはセクシーさが漂っていて目が離せないところがありますね。
と言うわけで 私はロルフに付いて行きます!(←勝手に言ってろ?)

「夜ごとの美女」の感想も拝見しました!素敵ですよね、本当に素敵・・。
ブログをお休みして何をしているかと言ったら やはりジェジェの映画をたくさん観ているかもしれません。
先日のBSで録画した「しのび逢い」など3度も続けて観てしまいました。
冒頭のボートの(シャレです、分って・・)シーンのジェジェ、覚えていらっしゃいますか?
だだっこのようにスネスネスネオの挙句、ボートから落ちちゃうあたり、可愛くて堪りませーーん!!(笑)

それでは また遊びに来ますね~
今後とも どうぞよろしくお願い致します。(^^ゞ
by カポ (2007-06-27 13:01) 

ミカエラ

■カポさん、こんにちは♪
お体の具合がよろしくないにもかかわらず、
コメントありがとうございます(T▽T)

>>「気力」という言葉が私の体からスッポリと抜け落ちてしましったような腑抜け状態です
↑これから本格的に暑くなってくると余計ですよね、
私もこの時期、エアコンをかける季節になると四六時中眠くて仕方がありません(-_-)zzz
私のような若輩者が言うのもなんですが、
回復して元気に飛び回っている自分の姿を、常にイメージすると良いと思います。
なりたい自分や状況を、イメージすることはとてもいいらしいですよ。
とにかくゆっくり休まれて英気を養われて復帰されますように。。。
きっとジェジェさまがカポさんを元気にして下さると信じています(*^^*)

>>この映画をコリリン♪大好き人間の次男と劇場に観に行ったのですが 私は大感動、次男は不満・・。
↑おお、ご次男はコリリンファンでらっしゃいますか(゜∀゜)!
男性のファンは少ない気がしていたので嬉しいです~。
そうですね、情熱有り余る若い男性にはこの映画は物足りないかもしれないですね。
ということは、ハードボイルドな『マイアミ・ヴァイス』あたりはお気に召されたのではないでしょうか♪

『シン・レッド・ライン』は途中放棄ですか(笑)
私は戦争が題材のものは敬遠しがちなので未見です(;^^)
『ブラック・ホーク・ダウン』みたいに美男子俳優三昧できれば別なのですけれどね~(笑)

>>でもネイティブな香りとヨーロッパの香りがミックスされて ちょっと素敵な女性になる予感がしませんか?
↑なるほどそうですね、ちょっと賢い女性という印象ですから、
ぜひ、ジェームズ・アイヴォリー監督作品あたりの史劇ものなど出たらいいのではないかと思います。

>>私、ベイルは素敵な俳優さんだと思うんだけど 何故か萌えた事がありません(自爆)
↑そうなのですか(@。@) トムクルさんに似てるからでしょうか(←何故っ!?)
あのオトナの男性のエレガントな色香を湛えたところなど、お好みかと思ってましたが…意外です。
この映画では断然ベイルが人気ですよね。
でも私もそれほど好みではないです、バッドマン役も初代のマイケル・キートンが一番だったりします(それも稀!?笑)

>>だだっこのようにスネスネスネオの挙句、ボートから落ちちゃうあたり、可愛くて堪りませーーん!!(笑)
↑あはは(^▽^) この映画ではジェジェ様は全編でチャーミングな仕草をされますよね。
「君はフランス王家の紋章の百合のようだ。」でしたっけ、とにかく女性をお花に例えて褒めるわけで、これは実際にされたら嬉しいだろうなと思います。
薔薇にちなんでの素敵な“サーディの薔薇”という詩はご存知でしょうか。
↓こちらにありますのでお読みになってみて下さい、ジェジェ様が仰っていると想像されて!(笑)
http://acc.units.co.jp/~garden/talk/flower004/index.html
by ミカエラ (2007-06-27 18:10) 

dim

ミカエラさん、あのようなとっちらかった万年床状態の拙宅におこしくださってありがとうございます。

マストロヤンニにコメントいれようかしらと思ったのですが、ワタシは「ひまわり」と「黒い瞳」しか観てないのですわ。で、しかも「黒い瞳」はストーリーなんてとんと記憶にないという状態ですので、こちらにコメントいれますね。

ワタシはこれは劇場で観たのですが、ごめんなさい・・・。
「いつになったら愛しのベイルは出てくんのーーーー!!懲りんはもうえーんじゃー!」とベイルの登場を今か今かと待ちわびておったのでした。
あ、でも懲りんも可愛かったですけどね・・・(遅い)。
こちらでは懲りんのことを「コリリン」と呼ぶんですね。うきゃ~~可愛い~~♪

しかし・・・ヨーロッパ人が持ち込んだ各種の疫病に対して、先住民は全く免疫力がなくて、この疫病のせいで先住民の人口は激減しましたってプログラムに書いてありましたけど、なんだかやるせないですよねえ。

あ、ちなみにワタシだったら絶対にベイルを選びますわ、ふふふ・・・。
って選べる立場か。ワタシが相手だったらベイルに逃げられそうな気がしますが(汗)。
by dim (2007-07-17 19:58) 

ミカエラ

■dimさん、こんにちは♪

>>万年床状態の拙宅におこしくださってありがとうございます
↑ ま、万年床…(笑)
こちらこそ、あれこれゴチャ混ぜのぬか床状態ですのに、
再訪下さってとても嬉しいです^^

>>懲りんはもうえーんじゃー!」とベイルの登場を今か今かと待ちわびておったのでした。
↑ こ、懲りん… ←またまた大爆笑ですよ~(笑)
そういえば、コリリンは次々とスキャンダルを起こして本当に懲りんヤツですよね(笑)
dimさんはベイルのファンなのですか、
とすると、ポカホンタスがなかなかロルフ(ベイル)の愛を受け入れない場面では、
かなり業を煮やしてご覧になっていたのではないでしょうか。

>>ヨーロッパ人が持ち込んだ各種の疫病に対して、先住民は全く免疫力がなくて、この疫病のせいで先住民の人口は激減しましたってプログラムに書いてありましたけど、なんだかやるせないですよねえ。
↑そうだったのですか(@_@) 教えて下さってありがとうございます。
そういえば、先日TVで観たのですが、メキシコのマヤ文明も、
スペイン人の持ち込んだ疫病でやはり多くの先住民が亡くなったということでした。
先住民や都市国家が滅んでしまったのは、先進国の武力だけで制圧されたわけではなくて、
そういう一因もあったのですね。

>>あ、ちなみにワタシだったら絶対にベイルを選びますわ、ふふふ・・・。
↑そうですね~、大概の女性はあれほど待たせるべくもなく彼を選びますよね、
優しいですし、あのルックスですし!、経済力ありますし!!(笑)
by ミカエラ (2007-07-18 16:28) 

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