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パリ旅行 2006 *ルーヴル 彫刻・工芸* [パリ2006*Paris]

最近は、ソネブロさんもスキンを自己流にカスタマイズできるようになりましたので、
私もひとつ挑戦して作ってみました(^^)v
スキンデザインに対して、タイトル及び内容が合っていない予感大ですが(笑)
まあ、これもキッチュな魅力ということで♪ (←自画自賛かい)
それにしましても、すぐにスキンに飽きて変えてしまいたくなる私には嬉しいシステムです。

HPを持っているにもかかわらず、タグについては殆ど理解していない私(;^^)…でも、
ブログ教室を参考にしながら、割とすんなり作成できましたので、
皆さんもオリジナルを作ってみてはいかがでしょうか^^

**********

さて今回は、未だに昨年のパリ旅行の記事でお恥ずかしいですが、
ルーヴル美術館の彫刻、工芸品について、撮影してきたお写真をいくつかご紹介します。


↑かの有名なナポレオン・ボナパルトの甥である、
フランス皇帝ナポレオン3世のアパルトマン。

この皇帝の后であったウージェーヌ皇后は、美人の誉れ高く、
また、スカートを大きく膨らませたクリノリンスタイルを発展させた人だそうですから、
夜ごと催されたであろうパーティでは、彼女を中心に、
招待されたご婦人方のオシャレ自慢に花咲いていたことでしょうね。
そんな場面がありありと見えてくるようなきらびやかなお部屋です(@_@)

その美しいウージェーヌさんの肖像画はこちら↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F:Eug%C3%A9nie%3B_keizerin_der_Fransen.jpg
作者のヴィンターハルターは、これも美しかったオーストリアのエリザベート皇后の肖像を
描いたことで有名ですね。


↑アパルトマン内の食堂。
シャンデリアがとても綺麗…バカラのクリスタルなんかを使っているのでしょうか。


↑ガラス張りの美しいチェス盤。
若干、駒が見づらいですわね(T^T) (←あまりにも豪華なのでケチつけたくなったらしい…)


↑司祭さまの法衣だと思います。
作品保護のためなのか、薄暗い部屋の中に展示してあって不気味でした(>_<)


↑とにかく美術館内は広いですから、鑑賞を一時ストップして、ひと休み。
どこから見ても美しく、絵になる窓からの景色を眺めるのもまた楽しみのひとつです(^^)


↑はとぽっぽ♪ も、ひと休み。 目をつむっていて可愛いです♪


↑ギリシャ神話のラオコーンのエピソードが施された楯。


↑ラオコーンといえば、ヴァチカン美術館所蔵のものが有名ですね。

ギリシャ神話によれば、ラオコーンはトロイアの司祭で、
トロイア戦争の際、ギリシャ軍が残したいわゆる“トロイの木馬”を、
街の中へ引き入れようとしたことに異議を唱えたため、女神アテネの怒りを買い、
二人の息子共々大蛇に絞殺されたしまったという人物です。
正義と後悔の狭間の苦悶の表情、断末魔の叫びが聞こえてきそうな迫力があります。


↑カノーヴァ作、『アモールとプシュケ』。

解剖学の知識に基づく表現力で人々に感銘を与えたミケランジェロの作品に対し、
カノーヴァは、「私はミケランジェロについて言われる解剖学的な科学というものを
理解しようとは思わない。」と言ったとか。
カノーヴァにとっての美意識はその流麗な曲線美にあったのでしょうから、
ミケランジェロのリアル過ぎる表現とは相容れないものだったようです。

大げさに言えば、カノーヴァは美しいと感じることができるならば、
多少人体を歪曲して表しても構わないという考えを持っていたかも知れませんね、
たとえばアングルが『グランドオダリスク』を描くときにそうしたように。


↑ローマの五大賢帝の一人であるハドリアヌス帝に寵愛されるも、
若くしてナイル河にて溺死、短い生涯を閉じた美少年アンティノウス。


↑アンティノウスの死に大きな衝撃を受けた帝は、
街のいたるところに彼の彫像を建てさせたそうですから、
これもそのうちのひとつだった可能性がありますね。


↑当時の作品そのものなのか、模刻か不明ですが、
このような胸像を眺めては、帝は嘆き悲しんでいたのかも(T_T) おいたわしや~。

~ わしの占星術師らの学問なぞ、無意味なものじゃ!
戦争の眩惑なぞ そちの崇むべき肉体の反映のなかでついに消えてしまったぞ!
おお、アンティノウス、進むなかれ、
水に映るそちの影を乱してはいかん!
冴やかな<神>の幻影を心ゆくまで凝視させてくれ… ~

ラシルド “アンティノウスの死” より部分


↑初代ローマ皇帝 アウグストゥス。


↑アウグストゥスは、新生ジェームズ・ボンドとなったダニエル・グレイグさんに、
似ているなと思うのは私だけかしら(;^^)


↑『眠るヘルマフロディトス』。
寝心地のよさそうなマットレスは、後代の大彫刻家ベルニーニによるものです。

両性具有なので、この角度からは女性に見えますけれど、
前方から見ると男根を有しているのが分かります。

ヘルメスとアフロディテの息子であり、美貌の若者であったヘルマフロディトスは、
ある時、泉のほとりでニンフ(妖精)のサルマキスに見初められ求愛されるもこれを拒否します。
業を煮やしたのであろうサルマキスはヘルマフロディトスの身体にしっかりと抱きつくと、
「願わくば、彼の身体とひとつになりたい…」と神に祈り、願いは聞き入れられて、
やがて両性具有の姿となったのでした。

~ しなやかな反りぐあい、突き出たその胸乳は
この世ならぬ婚姻の欲望をかきたてる。
巧緻にまさる形象の別世界に開花した、
人の身を超えた異形の絶妙さ。 ~

アルベール・サマン “ヘルマフロディトス” より部分


↑いつもの展示室が改装中のため、この部屋に置かれていた『ミロのヴィーナス』。
素晴らしい天井画のあるとても広いお部屋でしたので、
これからもここに展示しておけばいいのではないかと思いました。


↑世界屈指の美術品を多く所蔵するルーヴル美術館にあってなお、
モナ・リザ、ミロのヴィーナスと並び破格の扱いを受けるという 『サモトラケのニケ』。

常に人だかりの人気作品ですから、人を入れずに写真を撮ることは至難の業ですけれど、
しかし水曜日の夜は9時まで開館してますので、夕方以降に行くと閑散としていて、
このような“独り占めショット”を撮れるチャンスがあります(^^)v


↑このように仰ぎ見ると迫力がありますよね、颯爽としていてかっこいいです☆
確か、この左側の翼はオリジナルではないと聞きました。


↑入場口のガラスのピラミッド内から観たドノン翼。


↑小説や映画の『ダ・ヴィンチ・コード』で一躍有名となった逆さピラミッド。
この逆三角形が指し示す真下に、あのような驚くべき事実が隠されているかもしれないのね(@。@)
私もこの日のために、しっかり映画と小説で予習してきましたとも!


↑しかーし、この時、実はメンテナンス中で、
その中心位置は大きくズレていたのでした、とほほ(;^^)


↑ところで、記事とは全く関係ないのですが、
今日おやつに食べたカールの中に、カエルの形をしたものがひとつ入っていました!
これは“おらが村”のケロたん(←勝手に命名御免)ですよね~、
ちょっと珍しいのではないでしょうか。
う~ん、何か良いことがありそうな予感。。。(≧▽≦)yay !


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椎名

ミカエラさん
お久しぶりです♪♪♪
スキンもアイコンも変わりましたねーv
オリジナル@@すごいです!
私、高校の時、修学旅行がパリでした^^
ルーブル行きましたよvもう行く事ないでしょうが;
広々していて、回りきれない感じがしました。
ミロのヴィーナスもルーブルでしたっけ;;
あぁ見過ごしたlllllllllミケは見ました!
ミロのヴィーナス欠けた部分を想像するのも
楽しいんですよね^^彫刻、女の人は、柔らかで
ふくよか、っというかスベスベv
男の人は筋肉質で迫力満天ですよね-
by 椎名 (2007-04-25 18:06) 

ルーブル美術館すごいですね。
ダヴィンチコードも映画で見て、一度行ってみたいと思っています。
中のカフェや郵便局が良かったと聞いたことがありますが、どうなのでしょうか?
夏にパリへ行く機会があるかもしれないので、勉強させていただきます。
by (2007-04-25 20:22) 

megumi

わー巴里です。
おお^^スキンもかわって、イケメンさまが!!
素敵です。。。お部屋がおもいっきり
キンキンきらきらですね。
生活したら、どんな雰囲気になるのかなーておもいます、
司祭の服もクジャクのようですね^^ー
サモトラケのニケ大好きです^^
ミロのビーナスよりも:私的には好きです、
お顔は、どうだったのかなーって想像しちゃいますね。
羽がありますので、空もとべますし。。。
by megumi (2007-04-25 21:17) 

Jen

ブログのデザインブラヴォーです!!!
ドキってしちゃいますね(*^^*)

ネバネバ嫌いはものぐさってバレましたか!?
そうです~理由はものぐさなんです~
by Jen (2007-04-25 21:56) 

kurohani

スキンが華麗に変わりましたね♪素敵です。ルーブル随分昔に行きましたが、旅の後半で疲労困憊、館内のベンチで友人と爆睡してたら守衛さんに起こされた記憶が、、。ニケの像素敵ですね〜。また行きたい!
by kurohani (2007-04-26 01:09) 

ミカエラ

■椎名さん、こんにちは♪
お久しぶりですね~、ご訪問ありがとうございます^^

>>スキンもアイコンも変わりましたねーv
↑そうなんですよ、オリジナルに挑戦してみました。
椎名さんも気が向きましたらぜひスキンをカスタマイズしてみて下さいね。
デザインは裏サザエさん希望…(笑)

>>私、高校の時、修学旅行がパリでした^^
↑Wow ! それはオシャレですね! …若干、先生方の意向も感じられなくもないですが(笑)
パリは女の子にとって好きな見所がたくさんありますから、
旅行後のレポートもスラスラ書けたのではないでしょうかv

>>ミロのヴィーナス欠けた部分を想像するのも
楽しいんですよね^^
↑そうそう、片手にリンゴを持っていたという説が有力らしいですね~、
でも私は恋人だった軍神マルスに寄り添っていたという説に一票!というか希望です♪
by ミカエラ (2007-04-26 18:13) 

ミカエラ

■好(ハオ)くん、こんにちは(^^)
お久しぶりです、遊びに来て下さってありがとうございます☆

>>中のカフェや郵便局が良かったと聞いたことがありますが、どうなのでしょうか?
↑郵便局は残念ながら行ったことがないのですけれど、
ドノン翼にある“カフェ・ドノン”と、リシュリュー翼にある“カフェ・リシュリュー”には
入ったことがあります。
前者はランチが美味しかったです。
後者はピラミッドのある中庭に面したテラスにお席がありますので、
晴れた日にはとても気持ちがいいですよ♪
それから、一階の“カフェ・マルリー”も有名ですよね、
こちらは少々高級なようで、セレブな方々もよく来られると聞きました。
http://www.gnavi.co.jp/world/europe/paris/w335043/
今年の夏は初めてのパリですか! どうぞ楽しんできて下さいね~v
by ミカエラ (2007-04-26 18:15) 

ミカエラ

■megumiさん、こんにちは♪

>>おお^^スキンもかわって、イケメンさまが!!
↑そなのですよ~、あっちもこっちもそんなのばかりでスミマセン(;^◇^)
そんな私ですが、これからもよろしくお願いいたします。
megumiさんもオリジナルスキンいかかですか?
以前、とてもファッショナブルなお写真を沢山飾っていらしたので、
きっとデザインされたらオシャレなものができるのでしょうね~(想像~)

>>司祭の服もクジャクのようですね^^ー
↑おおなるほど(@。@) 裾も広がってますし、そんなイメージですね。
それにしても、何故同じデザインのものが勢ぞろいしているのか…
謎が解けない私です><

>>お顔は、どうだったのかなーって想像しちゃいますね。
↑そうですね、謎だからこそますます惹かれる…
この像の人気の理由がそこにもあるみたいですね(^^)
by ミカエラ (2007-04-26 18:16) 

ミカエラ

■Jenさん、こんにちは(^^)

スキンデザイン、お褒め頂いて光栄でございます~るんるん。
…そんなものに凝っている暇があったら、記事をもっと頻繁に書きなされ、
と自分につっこみ入れながらも楽しいのでいくつか作ってしまいました(;^^)

>>ネバネバ嫌いはものぐさってバレましたか!?
そうです~理由はものぐさなんです~
↑納豆などは匂いがダメなので苦手なのかな~とも思いましたが。。。
そういえば、松前漬けなんかはそれほどネバネバしていなくて美味しいですので、そんな ものくさ太郎さんなJenさん(←こらこら!)にも大丈夫かもですよ♪
by ミカエラ (2007-04-26 18:17) 

ミカエラ

■kurohaniさん、こんにちは(^^)

>>スキンが華麗に変わりましたね♪素敵です
↑そう言っていただけて嬉しいです、ありがとうございます(*テレテレ*)
kurohaniさんもいかかですか?^^
イラストを描かれる方で、自分の作品を飾られているブログさま(ソネブロで)
を知っているのですが、オリジナリティがあって素敵なのですよ~、憧れてしまいます。

>>館内のベンチで友人と爆睡してたら守衛さんに起こされた記憶が、、。
↑あはは(^▽^) さすがは海外生活の経験がお有りのkurohaniさん!
肝が据わってらっしゃいますね、私なんて海外でそんな心の余裕はありません(笑)
でも館内はとても広いですし、至る所に椅子が置いてありますから、
そのお気持ちわからなくもないですw
by ミカエラ (2007-04-26 18:18) 

ダフネ

ミカエラさん、写真上手いなぁ。デジカメですよね?
はとぽっぽの写真かわいい~♪

私も忘れるほど昔に(^_^;)ルーブルは行ったことがあるのですが、あのガラスのピラミッドはもうすっかりパリっ子に受け入れられてるのでしょうか。
私が行ったころはまだ賛否両論あったのですが。

ルーブルは一日じゃ回れませんよね。

>しかし水曜日の夜は9時まで開館してますので

へぇ~~そうなんですね。人を入れずにヴィーナスやサモトラケのニケが撮れるなんて。凄い~。
by ダフネ (2007-04-27 10:56) 

ミカエラ

■ダフネさん、こんにちは♪

>>デジカメですよね?
↑そうなんです、この旅で初めて使ってみたんですよ。
夜景も綺麗に撮れますし、何度も撮り直しがきくので便利ですよね、
早く買えばよかったです(;^_^)
はとっぽっぽ、可愛いでしょ♪ どうしても写真を縮小すると画質が悪くなって
しまうので見づらいと思うのですが、おめめをつむっているんですよ~、
カフェから撮影したので、ケーキか何かのおこぼれを狙ってそこにいたようですw

>>あのガラスのピラミッドはもうすっかりパリっ子に受け入れられてるのでしょうか。
↑そですねぇ(;^^) 例えば近代美術を集めたポンピドゥーセンターなんかも、
古い街並みに前衛的な建物だったりしますから、
多分、そういうことにそれほど抵抗無い人が多いのではないかと思います。
夜などライトアップしていて綺麗ですしね☆ (←強引・笑)
by ミカエラ (2007-04-27 18:48) 

Jen

松前漬けはすきなのですよ。するめがすきなのでするめばかり食べてしまいますけど。

ヒュー様逮捕ですって!パパラッチに四六時中追い掛け回されていやな事いわれたりしていたら誰でもプッツンしてしまいますよね。ヒュー様に同情。http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/6595297.stm←ブリジットの喧嘩シーンみたいな(笑)http://www.sponichi.co.jp/society/news/2007/04/27/02.html
by Jen (2007-04-27 21:14) 

ミカエラ

■Jenさん、こんにちは♪

>>松前漬けはすきなのですよ。するめがすきなのでするめばかり食べてしまいますけど。
↑おお、そですか(゜∀゜) するめ美味しいですよね、
でも固いですからよく噛まないとならなくて面倒ですね(←どこまで ものぐさなのさ)

>>←ブリジットの喧嘩シーンみたいな(笑)
↑あはは(≧▽≦) ほんとそうですね、相手も笑ってるし。
これでヒュ~さま、前科2犯ね♪ (←いけません)
英国人って著名人のゴシップが好きだと聞いたことがあります、
まあ、どこの国も似たようなものなのでしょうけれど。
最近はウィリアム王子の件でも話題騒然となってましたし。。。
衝撃的だったあの故ダイアナ妃の事故から何も変わっていないようで、
悲しいですね。

それにしましてもヒュ~さま、暴力はいけませんから、
よく反省なさって出てきてほしいですね(;^^)
GWには『ラブソングができるまで』観ますよ~v
http://wwws.warnerbros.co.jp/musicandlyrics/
JenさんもGW楽しまれて下さいね~(^o^)
by ミカエラ (2007-04-28 00:02) 

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