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音楽 ボビー・コールドウェル 『ハート・オブ・マイン』 [音楽*Music]

ハート・オブ・マイン

ハート・オブ・マイン

  • アーティスト: ボビー・コールドウェル
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2005/10/19
  • メディア: CD

これは思い出がたくさん詰まったアルバムで、昔はよく聴いていました。
最近、ふと、無性に聴きたくなったのですが、CDをプレイヤーにセットした途端、壊れて取り出せなくなってしまったため、急遽もう一枚買いました。

ボビー・コールドウェルは、ミスター・AORとかキング・オブ・AORと呼ばれ、ソフトでロマンティックなメロディが素敵です。
3枚ほどアルバムを持っていますが、私が最も気に入っているのがこのアルバム。
どの曲も素晴らしいけれど、特に気に入っているのは以下の4曲です。

1曲目: ハート・オブ・マイン (HEART OF MINE)
やはりAORのミュージシャンとして有名な、ボズ・スキャッグスに提供した曲。
ボズが先にリリースしたようですので、ボズの曲だとずっと勘違いしていました。
ルックスはボズですが、歌だけ聴くと断然ボビーです。(え)
振られてしまった男性が、未練がましくみじめな気持ちを切々と、美しいメロディーに乗せて歌っているところが面白い(笑)
個人的には彼の代表作だと思っています。

3曲目: ネクスト・タイム (NEXT TIME (I FALL))
元シカゴのメンバーだったピーター・セテラも歌った曲、一番好きな曲です。
Next time I fall in love, It will be with you…
“次に恋するならあなたと…”という歌詞が最高! 
歌詞にはないけれど、”生まれ変わって”…というシチュエーションだと勝手に思って聴いています。
そう心に思う人が、誰にでも必ずいるのではないでしょうか?

9曲目: ステイ・ウイズ・ミー (STAY WITH ME)
これもピーター・セテラが女性歌手とデュエットで歌い、全米で大ヒットしたそうです。
市川昆監督の『竹取物語』でも使用されたそうですが、私にとっては、煙草のパーラメントのCMの曲ということで心に残っています。
CMで流れたマンハッタンの夜景に憧れました…。

10曲目: チャイナ (CHINA)
異国で出会って恋に落ちた女性への、思慕を詠った歌詞が素敵。
China(中国)というよりも、例えばタイなどの東南アジアの国々の暑い夜を思い起こすような、河に舟を浮かべてゆったりとクルーズしているようなイメージのメロディーです。

全曲試聴できます→http://www.amazon.com/gp/product/B000001PGX/sr=8-8/qid=1142852230/ref=pd_bbs_8/103-0271100-7515847?%5Fencoding=UTF8

ボビー・コールドウェルの曲を初めて聴いたのは、同級生のR君の車の中でした。
高校を卒業して車の免許を取ったばかりだった彼には、ドライブやらスキーによく連れていってもらいました。
無謀な運転で、殺されそうになったこともあったけれど…(笑)
そして彼の車でこれらの曲を聴いたときはとても衝撃的でした。
私も小学生から洋楽は聴いてはいましたが、アイドル系やユーロ系ばかりでしたし、こんな大人のムードの曲を彼の車で聴くなんて思いもよらないことだったのです。
R君はそれほどお勉強ができるほうではなかったみたいですし、からかうとすぐ怒ったりして子供っぽい性格のように見えたし、決して知的な匂いはしなかった(ごめん)…ということもあるでしょうか。
他の友達は誰も彼の音楽のセンスに興味を示さなかったけれど、私はこれをさかいに彼を見る目がガラリと変わりました(笑)
ロバータ・フラッグ、マキシ・プリースト、アニタ・ベーカーなどを聴くようになったのも彼の影響です。

R君は一見そっけなくて、意地悪なことを言ったりするけれど、とても心の優しい男性で、自分は嫌いなディスコ(今のクラブ)に連れて行ってくれたり、辛い食べ物が苦手なのに私のために本格的なインド料理のお店に連れて行ってくれたり(食べる姿がつらそうだったな~・笑)しました。
また、初めてきちんとスキーを教えてくれたのも彼でした。

今では結婚してお子さんもできて、殆ど会うことがないけれど、あの新車の匂い、革張りのステアリングを握る時の音とともに、初めてボビーの曲を聴いた時の驚きの感覚を忘れることはないでしょう。

今私は、あなたなんかよりもずっと深い愛情を持った人に出会って、これ以上ないというほどの幸せに包まれています。
でも、もし、私が死ぬ間際、少しの猶予があったなら…きっとあなたを思い出してから逝くのでしょう。

それほど、あなたは私に影響を与えた人でした。

だから、今だけ、今少しだけ、・・・・・・・・Back to you !

…ということで、”Back to you”もいい曲です。(え) ↓

ソリッド・グラウンド

ソリッド・グラウンド

  • アーティスト: ボビー・コールドウェル
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2005/10/19
  • メディア: CD


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TOMCAT

おひさしぶりっす。

まぁロマンティック!!
ロマンスとは無縁のTOMCATには、まるでドラマのようでございますわ。

ま、いいんです。生き様はいろいろ。私は私のカラーっす(笑)
可愛かった3才下の金髪ロン毛の兄さんはジャニーズ系の美少年でした。
とにかくパープルが好きなロッカーで、ロンドンブーツにギターのハードケース抱えていつも、田舎のことなので、好奇の目で見られてたのですが・・
あまりのパープル好きに私ですら、付き合いきれんわ・・と思った程です。
まぁメタルを聞く者が余りに少ない当時でしたので・・笑
可愛い王子様でしたが、子守はやってられないTOMCATでございました。
絶対年下は嫌だと、この王子様で勉強いたしました。
おかげで旦那は10歳年上のロマンスグレーですわ・・・

今日、ソウ2を見たんですけど・・仕掛け的にどきどきしたのはマインドハンターの方が上でした。スプラッタではなかったんですけどね。
いまいち評判が良くないマインドハンターで・・ちょっと悲しいっす。
by TOMCAT (2006-03-25 22:03) 

ミカエラ

TOMCATさん、こんにちは♪

紫好き(違)の金髪の王子さまですか! それこそロマンチックではないですか~(*▽*)
私のイメージでは、TOMCATさんは姐御肌で年下好みかと思ってましたが、違うのですね。
人は見かけに(?)よらないですね。
私はそのまんま、人に思いっきり甘えて生きているダメダメ人間なので、友達でもなんでも年上が好きです(;^^)

TOMCATさんは昔からメタル一辺倒なのでしょうか、私も聴きますよ、エアロとかヴァン・ヘイレン…しかしコレばっかりなので、そろそろ新しいお気に入りを探そうと思っています。

『ソウ2』って、ジグソウっていう人気者の殺人鬼が出てくるのですね、そういうのってこれからもシリーズ化しそうですね。
『マインド・ハンター』はヴァルりん出演なのですか、少し痩せたような…、それとバレエダンサーのウィル・ケンプも!
ヴァン・ヘルシングでは素敵な狼男でした♪
どちらも心理的なスリラーなようで、知的なTOMCATさんにピッタリですね(^v^)
by ミカエラ (2006-03-26 16:01) 

TOMCAT

こんばんわ~
私は自分勝手なので、年下に甘えられると、嫌なときがままございます。
だから甘えたいがための年上じゃなくて、かまわなくて済むような年上が・・好き勝手やらせてくれる方が良かったわけで・・笑

ロックから入ったので、硬質なディープパープルよりも、グラムロック系が好きで・・・当時はQueensrycheが大好きだったTOMCATなんですけどね。
その僕はパープルばっかりで(笑)メタルの話が出来る人が他に居なかったし
でもほんと私にはつりあわないほどの美少年でしたから、恋愛感情なんてお互いに無かったですよ(笑)私とその王子様のおねえちゃんが同級で(笑)美人でしたよぉ・・色白で!!
どっちかというとそっちの彼女の方が好みでした・・え?何の話だ??
自分に無いものを求めるのが好きなTOMにゃンでございます(笑)

メタルは最近重い、グルーブのあるのばっかりで・・お気に入りはDeadsoul TribeとGreenCarnationです。
http://www.green-carnation.tk/
http://www.deadsoultribe.com/
まぁお暇なときにでもいらしてみてください。
Green Carnationは重いダークサイドメタルからメランコリックなフォークまで、
Deadsoul Tribeは元々がプログレバンドですが、重いグルーブが好きなシンガーなので、甘い声でそりゃ素敵に、意味深な詩を歌います。
by TOMCAT (2006-03-27 23:02) 

ミカエラ

TOMCATさん、こんにちは(^^)

メタルバンドのサイトのご紹介、ありがとうございます~♪
早速聴いてきました。
Deadsoul Tribeは、仰るとおり暗~くて重~いですね、歌っている人が“デア・デビル”の時のコリリンに見えてしかたがありませんでしたわ(笑)
Green Carnationは、アメコミのエンディングにかかりそうな曲、というイメージですね、そういうの好みです。
特に、2003年発表のアルバムのThe Quiet Offspringのタイトル曲の、ギターのフレーズは、何かの映画で聴いたことがあるような…思い出せませんが(;^^)
声も若々しくていいですね、かっこいいです。
声と言えば、30Seconds To Marsのジャレッド・レトたんもセクシ~なんですよぉ(←思い出してクラクラしてます・笑)
“パンク”らしいですが、TOMCATさんもこれはイケるのではないでしょうか?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006AFUR/qid=1143608846/sr=1-2/ref=sr_1_18_2/250-5528140-5021828

Queensrycheも聴いてみました、ボーカルがこれぞメタルっていう感じですね。
最近、昔の大御所バンドをいくつかレンタルして聴いてみましたが、ドアーズはよかったけれど、レッド・ツェッペリンは私にはよさが分かりませんでした(;^^)
グラム・ロックと言えば、この前BSの『伝説のロック…』とか言う番組でT-REXを見たのですが、マーク・ボランが凄く素敵でした!ハンサムな人なのですね~(今頃~)
Get It Onとか20th Century Boyとかの曲も、キャッチーな曲好きの私にはたまりません(笑)
…ハードロックとメタルとの違いが、いまひとつよくわからない私です…(小声)
by ミカエラ (2006-03-29 14:28) 

TOMCAT

こんばんわ♪ミカエラさま。

ああ、これパンクですねぇ・・そう、パンクの連中はメタルがダサイと言って馬鹿にするので、殆ど聞かないジャンルですの。
ジャレッドレトさん俳優さんじゃないんですかぁ・・まぁ・・知らなかったです。

Green Carnationは顔がいっぱいあります。
ゴシック&プログレバンドです。まじめに1曲60分越える大作をリリースしたりします。
オーケストレーション組むことが出来る数少ないゴシックバンドです(笑)

ロックといわれるジャンルが出てきたのは黒人ブルースから出たものですが、石がごろごろ転がるみたいにうるさいと言うのでロックンロール。
これの中から、更に硬質になったのがメタルです。石が重金属になったんですね。

どこが違うといえば、使い出した年代ですかね。
60年代のロックンロールが、70年代にハードロックになって、80年にジューダスプリーストが自分たちの音楽はハードロックじゃない、ヘヴィメタルだと言い出してからは、メタルが主流です。
アメリカンなPOP系もロックって最近では言います。
それより重いのをヘヴィロック・・曲展開の中にひねり(工夫)があったり、変調子やテクニカルなロックをプログレッシブロック(プログレ)と言います。
TOMにゃんの好きなゴシックは、TREXあたりのグルービーなグラム(豪華な)ロックの流れもありますのよ。マークは大好きでしたわ・・ミッキーフィンはいまいちだったけど、まぁ、仕方ないマークのボーイフレンドだから・・
HIMあたりキャッチィでよろしいですわよ。
http://www.himonline.tv/
by TOMCAT (2006-04-02 20:54) 

ミカエラ

TOMCATさん、こんばんは♪

>>そう、パンクの連中はメタルがダサイと言って馬鹿にするので、殆ど聞かないジャンルですの。
↑ ええ!そうなんですか、知りませんでした…私にはどちらも同じように聴こえ…(以下自粛)
ミュージシャン本人たちでなくて、ファンがそう言っているということなのでしょうね(;^^)

ジャレッド・レトたん、ご存知なかったですか、『アレキサンダー』でコリン・ファレルと共演した俳優さんです。
私もご他聞に漏れずこの映画がきっかけでファンになりました。
その他、ブラピ出演の『ファイト・クラブ』とか、最近公開されたニコラス・ケイジの『ロード・オブ・ウォー』などにも出演してますので、どーぞよろしく(^^)v

ハードロックとメタルの違いのご説明ありがとうございました♪
辞書でも調べてみましたが“ロックより重厚で金属音を強調…”とありました。
なんとな~く分かりました(;^^)

>>まぁ、仕方ないマークのボーイフレンドだから・・
↑なんですって!? マークさん…そうでしたの、早速、CD注文しますわ(ミーハーすぎるにもほどがある)

HIMのご紹介もありがとうございます~、これもハードロックですか。
ボーカルの人が微妙~なハンサムさんですね(笑)

TOMCATさんとお話していて思い出したのですが、スラッシュもレニークラヴィッツのアルバムに参加しているのを聴いて、かっこいいなと思っていたのでした。
そしたら、家になぜか彼のアルバムがあって、今、聴いてます。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000000OU6/qid=1144069274/sr=1-35/ref=sr_1_2_35/250-5528140-5021828

やっぱり彼のギターはステキです、でもやっぱりボーカルはアクセルさんの方が個性的で好きですわ~(*^^*)
by ミカエラ (2006-04-03 22:21) 

TOMCAT

HIMはゴシックです。
TREXと同じにグラマラスなロックです。のりのりだから誰にでも愛される。
ダイエットするとヴィレヴァロ君は美人なんですけどね。化粧が不気味ちゃんで・・
http://www.heartagram.com/
http://wmg.jp/artist/him/

マークとミッキーフィンと、あとジギーも・・ああ、もう名前を忘れたわ。
昔のライブ映像で舞台上でKissシーンがありましたわ。
アクセルローズ?ガンズは1枚目を聞いた事がありますわ。
レニークラヴィッツは・・聞いたこと無いです。実はこのあたりのミュージックシーンはUSベストの表立ったものは殆ど聞いてないんですぅ・・
by TOMCAT (2006-04-04 21:33) 

ミカエラ

TOMCATさん、こんにちは(^^)

>>HIMはゴシックです。
TREXと同じにグラマラスなロックです。のりのりだから誰にでも愛される。
↑ ゴシック…マリリン・マンソンとかでしょうか、曲は知りませんがヴィジュアル的には似てますね。
“グラマラスなロック”…そういう意味なのですか、う~ん、素敵な響きですわ~♪
ルックスの割にはセンチメンタルな曲を歌うのですね、聴きやすいです。
ヴィレ君よくみると可愛い、誰かに似てるなと思ったら、『アダムスファミリー』とか『スリーピーホロウ』でおなじみのクリスティーナ・リッチーちゃんに似てませんか?(笑)
泥棒が持ってる唐草模様の風呂敷みたいな模様の腕のタトゥーも面白いです(^^)
完璧な美男子でないところが、好感度が上がりました。

>>昔のライブ映像で舞台上でKissシーンがありましたわ。
↑ な、なんですって!? CDよりもDVD注文しようかしら(邪道鑑賞にもほどがある)

>>アクセルローズ?ガンズは1枚目を聞いた事がありますわ。
↑ あれ?TOMCATさんはそれほどファンではないですか(;^^)
私も大ファンではないのですけれどね、家にCDがあったので聴いてます。
http://www.cduniverse.com/productinfo.asp?pid=1026705&cart=181195917&style=music

>>USベストの表立ったものは殆ど聞いてないんですぅ・・
↑ 私には到底発掘できないような音楽をご紹介いただいて、いつも感謝してます~。
世界が広がって楽しいです(^v^)
by ミカエラ (2006-04-05 17:20) 

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