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映画 『アメリカン・アウトロー』 [映画 あ行 *Movie]

アメリカン・アウトロー

アメリカン・アウトロー

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2005/07/06
  • メディア: DVD


*監督* レス・メイフィールド
*脚本* ロデリック・テイラー/ジョン・ラファース
*出演* ジェシー・ジェームズ: コリン・ファレル
     フランク・ジェームズ: ガブリエル・マクト
     アラン・ピンカートン: ティモシー・ダルトン
     ジェームズ兄弟の母: キャシー・ベイツ
2001年 アメリカ
*カンタンあらすじ*
1865年のアメリカ、南北戦争で南部軍ゲリラとして戦っていたジェシーと兄フランクのジェームズ兄弟と仲間たちは、敗戦を機に故郷であるミズーリへ帰還しました。
しかしそこでは鉄道会社の悪質な土地の買占めや、公開処刑などによって農民たちの
生活は脅かされていました。
ジェシーたちはこの悪行に復讐するべく立ち上がり、鉄道会社の資金を狙って次々と強盗を
働いてゆきます。
                           ****

西部劇というと、私が観たものは殺伐としているというか、辛いというか楽しい印象がなかったので、このDVDのパッケージの解説を見たときも、思わず眉をひそめてしまいましが……これは面白かったです!
さすがコリリンの出演している映画はひと味違いますね~。
以前も映画化されたことがあるという、伝説の人物であるジェシー・ジェームズとその仲間たちの復讐劇で、それほど重苦しくなくて、愉快で爽やかな西部劇でした(^^)
ジェシーたちは悪徳な鉄道会社に復讐するため、その資金を銀行強盗で奪ってゆくのですが、勿論、無関係の人に迷惑をかけることはいけませんが、むやみに脅したり怒鳴ったりすることなくコトを進めていたし、自分たちがされたことを思えばそれほど悪いことでもないように思いました。
特典映像でのコリンのインタビューやカットされたシーンでは、ジェシーは15歳から戦場で戦ってきたので、人を殺すことを止められない性分…ということになっていたみたいですね。
でも私はそんな風には感じませんでした。
まだ故郷に戻る前に北軍と戦っている最中、銃で傷つけられた時も、傷つけた兵士が気弱そうだと見るや撃ち返さずに見逃してあげたり、丸腰な者や無抵抗の敵には絶対に銃を撃ったりはしませんでしたから。
ジェシーに銀行強盗された経験を持つ行員が、「ジェシーは紳士的だった・・・。」と言っていたことからもそれほど凶暴な人物とは思えませんでした。
優れた統率力を持ち、刃向かう敵には容赦なく、無抵抗な者は傷つけたりしない、また、仲間と衝突しても最後は意志を尊重してくれるジェシー・ジェームズ…なんだかアレキサンダー大王に似てませんか(*^v^*)
また、仲間たちも皆個性的で、ジェシーの人物像をより魅力的にしていたと思います。
特に、シェークスピアをそらんじてるちょっとインテリなフランクも、兄だというのに弟のジェシーをサポートする側に徹していて包容力があって素敵でした♪
カットされたシーンでフランクとジェシーがケンカした後、ジェシーがフランクに「You know, I love you.」っていうんですよね~、愛してる~!? これって近○相○~!? …(←妄想しすぎ)
ふたりを見ていたら、アレキサンダーとヘファイスティオンの関係を思い出したのでした(^m^)

特典映像では、コリリンのインタビューの他、乗馬の訓練とか銃を操る練習風景などを見ることができて楽しかったです。
映画の中では完璧にカッコイイコリリンですが、練習では何度も銃を落としちゃったりして可愛い~の♪

今では皆が当たり前に利用する鉄道ですが、建設当時に業者と住民との間では激しいせめぎあいがあったことが良く分かる映画でもありました。


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